堂ヶ島のホテル
での朝。
温泉旅館に泊まる幸せの一つは、目が覚めたと同時にすぐに温泉に入れることなのであります。
この日も5時過ぎに目が覚めた私はよろこびいさんで内湯に向かったのであります。当然ながら貸し切りでありました。
アルカリ性単純性の名湯を、温度差入浴でいただけるありがたさ‥‥♡
「激アッツー、ツメタイッ、ほどよい」を何度も何度も繰り返し、私はもうヘロヘロであります。
朝食は7時半からであったのですが、6時過ぎに部屋に戻り、バタンキューと8時前まで二度寝してしまいました。
朝食開始時刻の10分前には食堂前に並ぶのを常としている私としては、とてもめずらしいことであります。いつもの私のパターンを変えるほど、このホテルの温泉は素晴らしかったのであります。
9時半過ぎにチェックアウトしたのですが、堂ヶ島でどうしてもしたかったことがありました。
遊覧船
に乗ることなのであります。
この遊覧船は、堂ヶ島クルーズの最後に天窓洞
と呼ばれる洞窟に入っていくのであります。その一番奥は天井がポッカリと割れており、日の光が差し込んでいるのであります。
しかも、イタリアのカプリ島にある青の洞門のように水が青く、日本の青洞門などとも呼ばれているのであります。
朝一番の10時出港の遊覧船に乗りたかったので、9時40分ぐらいには乗り場に到着。しかし、なんと、切符売場が閉まっているのであります。
きのうからの大雪のためなのかと心配しておると、10時になって切符売場は開いたのであります。どうも、切符売場が開くのが10時で、朝一番の遊覧船は10時10分頃の出港であったようでした。
当たり前ですが、遊覧船乗り場は海岸沿いにあり、大寒波の翌日のこの朝はものすごく冷たい北風がピューピューと吹いておりました。私以外にも10人ほどの人々が朝一番の便を目指してやってきていて、みんなで凍えながら切符売場が開くのを待ったのであります。
そして、ようやく船に乗ったのですが、よい写真が撮りたいと思うと、客室内ではなくデッキに出る必要があるのであります。
ということで、ふたたび凍えながら、そして、陸地にいたときとは比べものにならないほど強い北風にさらされながら、カメラを構えたのであります。
海岸線に沿って運行していた遊覧船は、いよいよメインの天窓洞へ。洞窟内をゆっくりと進み、いよいよあの後光がさすかのごとくの青く美しいポイントに到着するのであります。
ここでもみんながすることはただ一つ、写真の撮りまくりなのであります。
そして、船はまた港へと戻っていくのでありますが、行って帰ってたった20分。乗船代1,500円はちょっと高くないですか?
ともあれ、目的を達した私は、ここから三島の駅へと急いだのであります。
レンタカーを三島駅で12時までに返さなければいけないし、大阪に帰ったら、仕事をせねばならないからであります。
西伊豆から三島方面や修善寺方面に帰るのには、海岸線から峠道を超えなければなりません。
前夜は大雪のため、ほとんどの区間でチェーン規制が行われていたと聞きましたが、この日は雪もやみ、規制も解除されたということで、予定通り12時には三島に着き、大阪へと向かったのであります。
短い旅でありましたが、観光地よし、温泉よしのとても楽しめた1泊2日でありました。
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