11月27日から訪れていた霧島連山。3日目は朝から暴風雨でありました。
天気予報でこうなることはわかっておりましたので、この日は鹿児島県の温泉めぐり&ちょっとした観光を予定していたのであります。
まずは、砂風呂で有名な指宿温泉へ。
ここは渋い共同浴場がたくさんあることで温泉マニアの間では有名なのですが、この指宿、今回の旅の拠点である霧島連山からはけっこう遠いのであります。
地図で調べると指宿スカイラインという有料道路があるのですが、実態は山中の一般道のようなもので、そんなにスピードは出せないのであります。
そんなこともあって、これまではなかなかこの地までは来ることができなかったのですが、ぜひこの機会にとやってきたのであります。
指宿温泉ではまず殿様湯という共同風呂に行ったのであります。
ここの湯船にはなんと「丸に十字」の島津家の家紋があるのでありますが、実際、この温泉場は第27代薩摩藩主の別荘だったそうです。
つづいて訪れたのが、村之湯温泉というレトロで渋い共同浴場であります。名前からしても庶民に愛された温泉なのでありましょう。
指宿温泉は食塩泉でよく温まります。しかも、殿様湯なんかは45℃もありますから、それはもうゆでダコのようになってしまうのであります。
しかしながら、温泉マニアとしてはできるだけ多くの温泉につかりたいのであります。
ということで、3つ目はやじがゆ温泉であります。この温泉には浴槽が2つあり、それぞれ源泉が違うのであります。
したがって、この日は3つの温泉に行っているわけですが、4湯につからなければならないわけで、当然ながら、このへんでだいぶグロッキーになるのであります。
若いころは1日に8湯ぐらいは当たり前のように入り、2泊3日の旅で27湯に入ったこともございました。
もちろん、そんな温泉の入り方をすると、体中からアブラが抜け、お肌はカサカサ、湯あたり激しく、体調は崩れるのであります。
その体調を元に戻すのに2週間ほどかかりますので、温泉は体にいいといっても、こんな入り方をすれば毒でしかありません。
この日は4湯に入り、「もう二度と温泉の顔など見たくない」と思った私は、指宿に来たらどうしても行ってみたいと思っていた長崎鼻という岬に向かったのであります。
ここは開聞岳がとてもきれいに見えるスポットなのでありますが、この日は雨模様の曇天で山は半分隠れていたのであります。
さらに、このエリアから今日、また泊まる霧島の温泉宿まで130km帰らねばならないので、帰路を急いだのであります。
この日の宿は前日までとは違い、硫黄泉で有名なところなのであります。
女性客がよろこぶ硫黄の泥パックができることでも知られているのですが、この日は平日で泥パックなどしないおじいちゃん客がほとんどなので、ほぼ貸切で使えたりするのであります。
全国各地の温泉地にたがわず、この霧島温泉郷でも大手ホテルがコロナの影響か閉鎖されておりました。私が泊まったホテルも閉鎖されることになっていたそうなのですが、とあるホテル・チェーンに買い取られ、営業が継続されることとなった模様なのであります。
さすがに閉鎖予定であったホテルの部屋はだいぶ古びておりましたが、お料理はバイキング形式で品数も多く、とても満足できるものでありました。
また、温泉は源泉が素晴らしく、非常に満足できるものであったのであります。
そして、いよいよ最終日。
16時前の便で大阪に帰るのですが、それまでにもうちょっと鹿児島観光をすることにしたのであります。
つづく。
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