胆石の手術に向け、血糖値を下げる必要があることから、野山を駆けまわる生活をつづけているのであります。
糖尿病はあるものの、10年以上、薬を飲むことなく、食事療法と運動療法で血糖値をコントロールしていたのであります。
しかし、このコロナ禍により出張や温泉行脚もほとんどできず、家にこもるばかりで運動から遠ざかっていた私‥‥。
「なんと、ここまで上がるのか!?」というほど高くなった血糖値のデータを突きつけられ、主食はキャベツ、スキあらばうちの近所の野山を駆けまわり、糖を排出する作用のある糖尿病用のクスリも飲まされ‥‥という毎日を過ごすことになったのであります。
この生活をしばらくつづけていたところ、足腰に筋肉がつきはじめ、汗をかくことも爽快になり、体がよろこんでいるのがわかるようになってきたのであります。
そうなると、もっといろいろな場所を駆けめぐりたくなるのであります。
幸いなことに、うちの近所に有馬温泉があるのですが、この温泉地だけでもけっこうアップダウンがあり、運動にはうってつけなのであります。
しかも、有馬温泉は六甲山脈の北側に位置しており、2時間ほどの登山で山頂まで登ることができるのであります。
六甲山は東京でいうところの高尾山のような、京阪神のみなさんにとってはなじみのある山なのでありますが、高尾山ほどの人気はないのであります。
といっても、六甲山は山脈になっているのですが、とても魅力的な場所なのであります。
山頂には『六甲山牧場』あり、『六甲山ジンギスカンパレス』というレストランあり、『神戸市立森林植物園』や『六甲高山植物園』など深い緑や四季折々の植物に出会える場所あり、また、あの有名な神戸の百万ドルの夜景もこの六甲山脈から見られるのであります。
さらに、ハイキングやトレッキングをする者にとっては、バラエティ豊かなルートがあることも大きな魅力なのであります。
山頂へは、神戸市内からも有馬温泉のほうからもロープウェイやケーブルカーで登り降りできます。
私もよく有馬温泉からロープウェイで上り、下りは徒歩で降りてきたり、反対に有馬温泉から徒歩で登って、ロープウェイで下ったりといったトレーニングをしています。
その登山のあと、有馬温泉でひとっ風呂浴びて帰るわけですから、とても充実した半日が送れるのであります。
六甲山の山頂エリアは神戸市内に比べて気温が7〜8℃低く、軽井沢的な高原の雰囲気が味わえるのであります。
おしゃれなレストランやカフェがあり、ドライブウェイも完備されているので、とくに夏場はたくさんのカップルがデートに訪れたりと人気のエリアなのであります。
私のお気に入りの登山道は『紅葉谷登山ルート』なのですが、数年前の大雨で土砂崩れが起き、長い間、閉鎖されていたのであります。が、今年に入って、ようやく開通したので、さっそく何度かトレーニングに利用いたしました。
久々に登ってみて、以前のルートより登りが険しくなったように感じるのですが、それは私の体がかつてより年老いたからかもしれません。
このルートはゆっくり歩いて2時間程度で山頂まで登ることができます。登り切ったあたりは山頂駅にも近いので、帰りはロープウェイであっという間に下山できるのもこのルートが気に入っている理由の一つです。
もう一つ、ロープウェイで山頂まで行き、そこからバスで六甲山ホテル方面に移動し、そこから『シュラインロード(祈りの道)』といわれる道を下るルートも気に入っております。
この登山道にはお地蔵さんが多数いらっしゃり、マイナーなルートゆえ、人はあまり歩いていません。
そして、下りのルートだけで1時間30分ほどかかるのですが、下りきったゴール地点に 『からとの湯』という温泉があり、下山後はすぐ温泉というのが気に入っているのであります。ここでひとっ風呂浴び、強力なジャクジーで体をほぐして帰途に就くのであります。
往きはこの温泉に車を駐め、電車で有馬温泉まで行き、ロープウェイに乗って山頂へ。下山後は温泉に入り、また車に乗って帰るというわけです。
ほかにも六甲山牧場を走りまわったり、六甲高山植物園を走りまわったりと、なにかと修業しやすい六甲山。毎日のように遊びまわった結果、ついに体重は86kg台まで減ってきたのであります。
今度、みなさまとお会いするときは、アゴと首がある平をお見せできるでしょう。
フフッ
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ニコニコ動画で平準司が学長にて
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