11月の24日、半年ぶりに仙台で1dayワークショップを開催した。
仙台ということで東北各地からみなさんがおあつまりくださったのであるが、それ以外の地方からもたくさん来てくださった。
その中で、いちばん遠くからの方は、なんとUAEのドバイからのご参加であった。私どもが最近はじめたYouTubeのチャンネルを観て来てくださったようであった。
というわけで、それはそれは楽しい一日を過ごさせていただいた。
さて、温泉マニアの私。仙台でセミナーがあると、当然、翌日は「東北の温泉行脚をしたい！！」と思いますよね！？
ところが、前回、4月の仙台セミナーの際は、翌日が大阪のカウンセリングサービス感謝祭だったので、5時半に起き、朝一番の飛行機で大阪に帰らなければならなかったのである。
その後もなにかと仕事に追われ、ゆっくりと温泉をまわるどころではなく、そのストレスのせいでブクブクと太ってしまうほどの昨今だったのである。
だからして、今回は久々に温泉行脚ができるということで、それはもう、ものすごく鼻息が荒いわけであります。
われわれ温泉マニアの間で“数泉”というのだが、とにかくたくさん入りたいのである。
理由の一つは、昨今、温泉旅館の廃業がものすごい勢いで進んでいることである。地元民ではないので、今回を逃したら、ひょっとして、もう二度と入れないかもしれないというところがたくさんあるのである。
最近では、次に仙台に行ったら必ず入ろうと思っていた金山温泉『支倉旅館』が、思いかなわず廃業してしまったのである。
山形の『泡ノ湯温泉』も年内に廃業されるという。
「うーん‥‥、未湯なのにぃ‥‥」
このように残念な思いをしたくないので、未湯のお湯にはなんとかいまのうちにつかっておきたい。
もちろん、名湯と呼ばれる温泉とは、ふたたび、三たびの逢瀬を果たしたい。
つまり、忙しいのであります。
50代前半のころであれば、2泊3日で27湯入ったこともある。それはもう、北極圏のアザラシかオットセイかというレベルのたくましさ‥‥。
当然、これぐらい入ると、癒されるどころか激しく湯あたりする。その疲れをとるのに2週間ほどかかるのであります。
そして、いまや60の還暦を迎えた私。まだまだ「お強いお方」と言われながらも、残念ながら、1日7湯が限界かと‥‥。
だからして、「きみの魅力はわかっている。ぼくとて、きみとの逢瀬を心待ちにしているのだ。しかし、残念ながら、今回、きみと過ごす時間をつくることはできない‥‥」と言わねばならない温泉の多いこと、多いこと‥‥。
「断腸の思いというのはこういうときに使う言葉であろうなぁ‥‥」
東北の温泉の場合、雪の降り始める11月ごろから翌年のGWごろまで閉鎖されるところが非常に多い。
そして、閉鎖される温泉はものすごい山奥にある“秘湯”である場合が多く、素晴らしい名湯ぞろいなのである。
「うーん、マンダム‥‥」
仙台の温泉行脚に向かったこの日は11月25日。すでに冬期に入って閉鎖されている温泉も多いのだが、閉鎖されていない宿の場合も、電話すると必ずこう言われるのである。
「雪が降りはじめているので、お車の場合は、四輪駆動車でスタッドレス・タイヤをはいてないとお越しになれませんよ」
で、レンタカー会社に電話したのである。
「スタッドレス・タイヤはもう常備されていますか？」
「11月に入ってから常備していますが、まだ一部、スタッドレス・タイヤではないクルマもございます。スタッドレス・タイヤをご希望の場合は、指定料3,000円を申し受けます」
もうしばらくのことで、3,000円払うハメとなったのである。しかし、そのぐらい払おうが、どうしても行きたいのである。
そして、どこの温泉に行ったか‥‥、続きは次回、乞うご期待！
今年も1年間、このブログをご愛読いただき、ありがとうございました。
来年もほぼネコと温泉の話に染まると思いますが、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。新年の1月4日(土)はお休みをいただき、1月11日(土)からの掲載となります。
2020年がみなさまにとって、素晴らしい年となりますように
心理学講座音声配信サービス「きくまる」では毎月７のつく日に、無料音源を配信しております。
私たちが大切にしている“分かり易く、すぐに使える心理学”をぜひ聴いてみて下さい。
なるほど！と腑に落ちたり、思わず笑ってしまったり、ぐっと胸が熱くなったりする話が満載です。
まずは、多数ご用意しております無料音源をお楽しみください
