神戸メンタルサービスの浅野寿和です。
今年、4月末からのゴールデンウィークは、当社代表平準司がメイントレーナーとし
て、所属トレーナー全員が参加する、7日間のロングワークを横浜で開催します。
カウンセラー・セラピスト・セミナートレーナーとして30年の節目を迎えた平が
最大の愛と感謝を込めて、これまで培ってきたものを還元すべく渾身のワークを
お届けします。
ぜひ、その深い癒やしの世界を体験をしていただければと思います。
*
さて、今日は少し僕の昔話にお付き合いください。
今だから言えることでもありますが、そもそも神戸メンタルの門を叩いた当時、
僕はほぼほぼ燃え尽きた状態でした。
「生きている意味なんてないよなぁ・・・。」
そう感じている僕に平トレーナーはこう語りかけたのです。
「夢を叶えるためにはココロのキャパシティが必要です」
え?夢?キャパシティ?
「何いってんだ?」と思いましたよね、そのときは。
とあるフォローアップセミナーの休憩時間。平トレーナーはふっと僕に向かって
こう語りかけたのです。
「んーキミはなぁ、自分の道を作りなさい。」
・・・これもまぁ意味不明でしたね。
ただ「ワーク」が好きで通いつづけていた僕は次第にこんな事を考え始めます。
「たしかにハートのキャパがないと夢はかなわない」
「人のマネをして、人と同じように生きていてもつまらないな」
「自分らしく、自分を表現できるものってなんだろうか・・・」
「もうどうなってもいい」と思っていた自分が、あの言葉をキッカケに「自分を
表現すること」について考え始めているのだから、ホント不思議です。
そしていつだったか。
僕の中で「プロカウンセラーとして活躍してみたい」という思いが芽生えたと
き、たまたまセミナーに参加したのですよ。
そこでフォーカスに選ばれ、はじめて「カウンセラー一本で食っていきたいんで
す」と話したのです。
それは今まで誰にも語ったことがないことでもありました。
すると平トレーナーが一言。
「・・・言うのが遅い」
ホント「サクッ」とそう言われましたね、にやりと笑いながら。
それはもう「お前、遠慮するなよ」と言わんばかりに。
その一言で僕の肚が決まるんですね。
「どうせ一度は自分で捨てたような命、か。それでもまだ活かせる道があるな
ら、すべてをかけてみるかな」と。
*
平トレーナーの言葉はいつも「短い」。僕はそんな印象を持っています。
ただ、余計な要素は加えず、サクッと放たれるその言葉に僕のココロはいつも動
かされてきました。
「全部わかってたのか・・・。」
いつもあとになってそう思うんですけど、本人が気づいていない感情まで見透か
すなんて、ありがたすぎます。
僕にとって、平トレーナーの言葉は「人生の扉を開く鍵」そのもの。
時には、その意味を腑に落とすまでに数ヶ月を要することもありますが(笑)そ
れもまた楽しみの一つです。
*
もし、あなたが「自分の未来を知りたい」と願っても、きっと知ることはできな
いでしょう。
しかし、あなたを見つめ、その未来を信じ、言葉を紡ぐ人はいます。
あなたの可能性を見つめ、声を掛ける人がきっといます。
その言葉を信じるかどうかは、もちろんあなた次第。
ただ、もしあなたが平トレーナーの言葉に何か引っかかりを感じるなら。
なぜかその言葉を不思議と覚えているならば。
きっとその言葉は「あなたの未来の扉を開く鍵」かもしれませんよ。
もうすぐ「メンタル初の7日間」が始まります。
参加される皆さん、どうぞ平トレーナーが語りかける「言葉」をじっくり味わっ
てみてください。その言葉に込められた意図を感じ取ってみてください。
その言葉との出会いは、きっとあなたが自分の人生を歩み始める大きなヒントに
なると思いますよ。
*
そして、僕がメンタルと出会ってから十数年後。
ある後輩の前でこう話す僕がいたのです。
「僕はねぇ、人のマネをして1回もいいことがなかった(笑)
自分らしくやればいいよ。君にしかできないことが絶対にあるからね。」
・・・もうね、笑うしかないです。
十数年前、平トレーナーが見立た通りの「僕」が今、ここにいるのですから。
スゴいといいますか・・・もう参ったなとしか言いようがないのです。
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