3月の1週目、私は東京に出張に行き、そして、そのまま週の後半は福岡に移動してセミナーを行った。
そのセミナーの前日の3月3日は丸一日空いていたので、「これは、どこか九州の温泉にでも足を伸ばしてきなさいという神様からのメッセージだ」と私のエゴが言うのである。
しかし、いろいろ考えた結果、遠出はせずに、以前から行きたかった博多市内のとある温泉に泊まることとした。
九州には多くの有名な温泉があるのであるが、その中にあって、福岡県はあまり温泉には恵まれていない。
太宰府の近くにある二日市温泉は昔からの有名な温泉地なのであるが、わたし的にはその温泉よりも、博多市内にある博多温泉『富士の苑』が気に入っているのである。
この温泉、市内の大橋駅からタクシーに乗るとワンメーター程度で着く。バスはなく、歩いていくにはやや遠い。いつもは日帰り入浴でお世話になっているのだが、一度、ゆっくり泊まってみたかったのである。
ここは私の大好きな温度差入浴ができる温泉施設なのである。まずは、源泉が直に入ってくる浴槽がある。ここは5人も入れば満員で、温度は45℃ほどある。
この浴槽がいっぱいになると、温泉は大浴場のほうへと流れ込んでいく。そこが42℃ほどである。さらに、そのお湯が露天風呂のほうに流れていくころには、38℃ぐらいのぬる湯になっているのである。
熱い、ふつう、ぬるい。
熱い、ふつう、ぬるい。
熱い、ふつう、ぬるい。
と、3回転すると、それはもう、頭の中がグルグルと回りはじめて、ヘロヘロになる。
いつもなら、そのあと、博多市内のホテルに戻らねばならない。タクシーを飛ばせば2,000円程度で行けるのであるが、しかし、「このヘロヘロの状態のまま、お部屋でバタンキューと昼寝などできたら、どれほど幸せだろう‥‥」と前々から思っていたのである。
というわけで、きょうは霧島温泉郷に行くでもなく、別府にも行かず、雲仙にも行かず、このさびれた‥‥いや‥‥シブい温泉宿に来たのである。
しかしながら、ここまで、いいことばかり書いたのだが問題もある。
チェックインが午後4時からなのである。
「いくらなんでも、遅すぎませんか?」
東京からの航空便で、昼には福岡に着いてしまったのである。仕方なく、天神あたりをウロウロしたために、大散財をしてしまったのは、ひとえにこの宿のチェックインの時間の遅さゆえである。
先にはっきりと言っておきたいのだが、「教えていることと、自分がやっていることが違うではないか!?」というみなさまのツッコミには、返す言葉がない次第であります。
‥‥‥‥‥‥。
話は戻るが、この週末の福岡、例によってなんかの学会の会合でもあったのか、ビジネスホテルはみな混んでいて、割高であった。
で、ビジネスホテルは素泊まりで軒並み10,000円から15,000円もする中、『富士の苑』はたらふく温泉に入り、2食付で、なんと、たったの9,300円なのですぞ!
しかも、市内まで近い。これで温泉だけの素泊まりがあるならば、福岡の常宿にしてもよいぐらいである。
ちなみに、この宿はとてもおもしろい作りになっている。
私は7階の部屋に泊まったのであるが、建物がタテに細長い鉛筆ビルで、エレベーターを降りると左右に1部屋ずつあるだけなのである。
私は左側の2号室だったのであるが、ドアを入ると3部屋もあった。
間取りでいうと、2LDKということになろう。どう見ても、温泉宿のお部屋というよりも、マンションのようなのである。
3部屋のうちの一つに布団が敷いてあり、バス・トイレもある。テレビもあっちの部屋で観たり、こっちの部屋で観たりできるのである。
「ん~~~ スイートルームみたいで、広くて気持ちいい」
ということで、この温泉宿のレポートの最後に、いいことと悪いことを一つずつ書いておこうと思う。
いいことは、マッサージが安いことである。40分で4,000円であった。
ホテルのマッサージは、手数料を取られて、40分で5,000円になることが多い。しかし、この温泉宿ではどうも手数料を取っていないようである。
悪いことは、フロントが夜10時に閉まるために、それまでにマッサージを終えなければならないことである。
さすがの私も10時前にマッサージが終わってしまうと、いつものようにすぐに寝るかんじではない。おかげで、この日は1時まで夜更かしをしてしまったのであった。
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