洋行帰り | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

このブログをみなさんが読んでくださっているとき、私はカナダ帰りのはず‥‥。音譜

 


カナダで迷子になったりせず、飛行機が落ちたりすることもなかったなら、きっと帰国しているはず‥‥なのである。

 

カナダには、遊びにいったわけではない。

これははっきりと申し上げたいビックリマークビックリマーク

 

6月の13日からカナダに行く」とみんなに言うと、決まって「いい季節ですものね。トレッキングかハイキングですか?」と聞かれる。

  

が、しかし、きょうはあえて言っておきたい! これは、わが人生で二度目となる地獄のような海外旅行なのである。ドクロドクロ

 

一度目は46日でハワイに行ったときである。ホテルはワイキキビーチの目の前の最高のロケーション、部屋はたしか20階ぐらいの高層階であった。

 

すばらしい見晴らしではあったが、朝はホテルの朝食を食べることもなく7時に出発し、夜は23時過ぎにやっと帰るという毎日だったのである。そして、その間はずっと、ミーティングであった。

 

つまり、ワイキキの海に手をふれることもなく、ハワイ土産はABCマート(深夜までやっているスーパー)で調達し、そして、最終日は早朝発の便で日本に帰ってきたのである。

 

「なにしに行ったかわからないぞ、ハワイ」だったのである。ん?

 

今回は約2週間、カナダに行くのであるが、10日間はうちの師匠のセミナーに出るのである。

 

セミナー会場はバンクーバーからフェリーなどに乗っていかねばならないところにある。まったく観光はできない見込みである。

 

唯一、着いた日の午後、時差ボケの頭を抱えながら、それでも行きたければ、バンクーバーの市内をウロウロしやがれというのが精一杯なのである。

 

しかも、2週間も日本にいないわけだからして、出発前にその間の仕事を片付けなければならず、とてもたいへんなのである。あせる

 

ちなみに、仕事の8割は村の用事をさす。ブタ 

 

たしかに、このブログをはじめ、いろいろな原稿の書きだめなどもするのであるが、そんなことよりも難しいのは、田んぼの草刈り、墓掃除‥‥。オバケ

 

そして、去年、すっかり忘れていたうちのおばあちゃんの十三回忌(十四回忌になっているのではないかという鋭い突っ込みは無視します)、新しく産まれた猫のエサやり、里親探しのための写真撮り、そして、行方不明になっている猫の捜索など、しなければならないことが山のようにあるのである。

 

とくにいまの時期、草は刈っても刈っても伸びてくるので、キリがないのである。しかも、これだけ汗だくになって草刈りしても、まったく痩せないのである。

 

余談であるが、うちの近所でなにかとお世話になっていたガソリンスタンドがつぶれてしまって、これがもう、ものすごい不便なのである。

 

なにが不便かというと、田舎では草刈りは草刈り機でする。この草刈り機はガソリンと専用の油を251の比率で混ぜて使うのであるが、そのガソリンを電話一本で配達してくれていたスタンドだったのである。

 

別のスタンドにわざわざ買いにいかねばならないのであるが、ガソリン等をタンクで持って帰ることは禁止されているため、専用の携行缶を買わなければならない。

 

うちの村一同がそんな状況で一斉に買い求めるわけだからして、ホームセンターからいきなり携行缶が消えた。で、わざわざあんなおっきいものを京都の出張帰りに買ってきた人がここに一名おります‥‥。

 

さらに、近所のおじいちゃんやおばあちゃんでクルマを持っていない人は大困りなので、その人たちのために宅配をしてあげたりしなければならないのである。

 

「平さんはなんと慈悲深い人なのだ」と思わないでいただきたい。これはひとえに、うちの母親が老人会の役員をしているゆえのとばっちりなのである。

 

立場と仕事を忘れ、思わず、「めんどくせぇ、ジジイ」と思ってしまったことをここに謝罪いたします。

 

ということで、なんやかんやと忙しいのである。あせる

 

それでは、みなさん、カナダ帰りのバージョンアップした(いろんな意味で)私に会うのを楽しみにしてください。人(星)