新春の1月3日、広島県は安芸の宮島・厳島神社 に初詣に行ってきたのである。
ここ3年連続、初詣は厳島神社に行っているのである。
今年は東京の研修生から、おばあちゃんの里がこの宮島にあるということで、一緒に初詣しませんかというお誘いを受けた。
今年の当社は1月3日が仕事始めである。
この日の夜、私は福岡で講座があり、翌日からは新年度一発目のヒーリーングワークがあるのである。
軽井沢にいるはずの岩橋くんの夫婦、岩国が実家で帰省中の研修生OBにも声をかけ、さらに、福岡セミナーに行こうとしていた受講生1名も、広島で無理やり降ろし、総勢6名の初詣となったのである。
あ、そうそう、もう一人、いつものお友だちも参加していたのであった。
宮島口という駅まで行き、さらにそこから徒歩約5分で港まで行き、船で行く。
正月3日だからして、それなりに混雑しているのである。
この混雑というやつに、私はめっぽう弱いのである。
当社の定休日は月曜日なので、どこかに買い物に行くのも月曜日なら、旅行に行くにも平日の月曜日に出発することが多い。
もちろん、どこに行こうがガラガラである。
昨年も宮島に来たのであるが、たしか、正月明けのヒーリーングワークが終わった月曜日に来たはずで、やはりとてもよく空いていたのである。
が、しかし、今回は三が日であるからして、もう、人、人、人なのである。
今年とおととし、この宮島でおみくじを引いたところ、大凶と凶であった。
今年はなんとか吉、できれば大吉あたりを引いてみたい。
きょうのメンバーはバチ当たりの集まりのようであり、ほとんどが去年は凶であったようである。
そんなメンバーだからして、私も含め、お札やお守りを買い込みたい者ばかりである。
とあるメンバーは人に頼まれたからと、まるで行商でもするがごとく、お守りやお札を買い占めていた。
はじめて聞いたのであるが、この種のお守りやお札は、自分で買うよりも人にもらったほうが効果があるらしいのである。
われわれはさっさと初詣を終え、次なる目的地へと邁進したのである。
そう、宮島といえば、穴子飯と牡蛎なのである。
去年は生牡蠣とシャブリで極楽気分を味わった。
さらに屋台やら出店やらもみじ饅頭屋さんやら、もう、それはそれは、参道は食べ物屋さんだらけなのである。
が、しかし、いつもなら好き放題に気に入った店に入れるのだが、きょうは正月の3日なので、主導権はわれわれにはないのである。
これはという店は、もうすごい長蛇の列。
「腹が減っているのに、いったい、どれぐらい待たねば入れないのだろう?」と思うような状態なのである。
しかしながら、ここはプロセスを信頼し、「必ず、縁がある店がある」とわれわれはウロウロと歩き、そして、ついに「6名様、すぐ入れます」という店を見つけたのである。
「おお、ラッキー!」
そこで穴子と牡蛎を食べ、宮島を堪能したのである。
このあたりで、時間的にはまだ1時過ぎ。
なにぶん、きょうは9時20分の広島駅集合であった。
しかし、ゆっくりしたいのは山々なれど、有楽町あたりの火災が原因で新幹線が動いていないのである。
よって、きょうの夕方までに福岡に入らねばならない私は、万が一のことを考え、早めに広島を出ねばならなかったのである。
しかも、きょうの夜の講座の受付グッズ一式は、なんと、私の博多のホテルに送付されているのである。
私が博多に着かねば、にっちもさっちもいかないわけである。
というわけで、私の持っている指定席券は2時間遅れなれど、目の前にいる新幹線に飛び乗ったところ、なに不自由なく博多にたどり着いたのである。
ちなみに、個人的に思うに、広島ー博多間はいつもものすごく空いている。