屋久島紀行(その5) | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

2日目の夕食、われわれ一同は人生で初めて、トビウオの天ぷらなるものを食べたのである。


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しかも、尾頭付きの姿揚げなのである。


それはそれはもう、頭から、羽というかヒレというかまで、ぜんぶ食べられちゃうのである。sei

当然、お酒なんかもすごく進み、この日も早々にバタンキューと寝た。


最終日の3日目は、10:50初の飛行機で帰らねばならないので、空港には11時過ぎには着かねばならない。


ところが、われわれはその前に屋久杉ランド の150分登山コースを歩こうというのである。


だからして、5時起きの、ホテル発5時半である。
しかも、登山後に温泉にも入って帰ろうというのである。


強行スケジュールであるが、なにぶん、若いときからのランド好きの私は、この屋久杉ランドだけは外せないと思っていたのである。


そして、「所詮、ランド」とナメていた。sss


きのうの白谷雲水峡では標高差450mを登ったのであるからして、「標高差100mにも満たないここは、たいしたことないわい」とタカをくくっていたのである。


ところが、である。
とにかくアップダウンばかりの登山道だったのである。


それはもう修行道というか、罰ゲームというか、とにかく上がっては下り、下っては上がる、きのうの比ではないほど足腰に負担のかかるルートであった。


屋久杉ランドというだけあって、デカい杉は至るところにある。
しかし、きのうからずっとデカい杉ばかり見ているもんだからして、どんどん慣れてくるのである。
で、屋久島に来て3日目のきょうなんか、もう、デカい杉を見ても感動も少ないのである。


それより、このアップダウンのきつさときたら‥‥。あせる


この屋久杉ランドからちょっとルートを離れたところに、屋久杉の切り株が山のようにあるといわれる場所があり、そのへんあたりまで行こうかと思っていたのであるが、われわれ一同、すっかりヘバッってしまったので行くのを断念した。


できるだけ早く下山し、できるだけゆっくり温泉につかりたいと、一同の心は一致したのである。


で、ようやく屋久杉ランドの出口まで戻ってきたわれわれは、クルマに乗り込むやいなや、ぶっ飛ばしたのである。


なぜなら、時計はもう10時を回っていたのである。
いまから温泉に行き、10分か15分ほど入浴し、上がったらレンタカー会社にクルマを返しにいき、そして、空港に飛び込まねばならないのである。


「ああ、せわしない!」


ちなみに、本日の温泉は『楠川温泉』 といい、屋久島に昔からある冷泉である。
これをボイラーで加熱して入浴できるようにしていて、レトロな風情のとてもいいかんじの温泉であったのだが、ほかの温泉がよすぎたので、やはり見劣りした。


‥‥ここまでが、われわれ一同の共通の屋久島旅行のルートである。


そして、いまからお話しするのは、私個人の屋久島旅行である。


私個人?


そうなのである。
屋久島は温泉どころでもあるので、行きたい温泉がほかにあったのである。


その筆頭は、『平内海上温泉』
干潮のときにしか湯船が出現せず、その2時間しか入ることのできない時間限定温泉なのである。


2日目の朝、その日の干潮は朝6時であった。
ということは、午前4時過ぎから温泉に入れるようであった。


私の泊まっていたペンションから車を飛ばして片道30分で往復1時間。
20分入浴したとして、所要時間は1時間半。


さらにその近所にある『湯泊温泉』 にも行きたい。
とすれば、5時前にペンションを出れば、朝食の時間の7時には帰り着けるはず。
ということで、4時50分に起きて行ってきたしだいである。


それはそれは、豪快な海岸温泉であった。


おばちゃん10人の中に、男性は私と地元のおじいちゃんの2人。

やはりというか、いつものようにひどい目にあったということだけ、ここに書いておく。泣く


写真を撮りたいところであったが、変態おじさんと間違えられると困るので、残念ながら証拠写真はない。


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