スピリチュアルを自称する人たちの我欲とは?4つの行動パターンと5つの対処法 | 榊原平のブログ―安城·愛知から世界に学ぶ Taira Sakakibara’s Blog : A Global Learner from Anjo and Aichi

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榊原平と申します。愛知県安城市出身・在住。常に学び、観察し、考え、人や社会に共感し、このブログでは自分が学んだことや考えたことや感じたことを書いています。このブログで安城・愛知から世界へつながり(Solidarity)を作りたいと思っています。

スピリチュアルという言葉を聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

 

霊的なものや超自然的なものに関心を持つ人たちでしょうか?

自分の魂や宇宙とのつながりを感じる人たちでしょうか?

自己啓発や癒しを求める人たちでしょうか?

 

スピリチュアルとは、そういったことを意味する言葉です。

 

スピリチュアルな人たちは、自分の内面や存在の意味について深く考えたり、自分の可能性や目的を探求したりすることがあります。

スピリチュアルな人たちは、自分や他者、自然や社会との調和や平和を目指したり、愛や喜びや感謝を表現したりすることがあります。

スピリチュアルなことに興味がある人は多いと思います。私もその一人です。

 

しかし、スピリチュアルを自称する人たちの中には、我欲のためにスピリチュアルを利用する人たちもいます。

 

そのような人たちは、スピリチュアルの本質とはかけ離れた行動をとることがあります。

スピリチュアルを自称する人たちの我欲の4つの行動パターン

例えば、以下のような行動です。

1. 自分の意見や信念を他人に押し付ける

スピリチュアルを自称する人たちは、自分が正しいと思うことや感じることを他人に強要することがあります。

 

例えば、自分の信じる宗教や思想や哲学を他人に説教したり、自分の体験した霊的な現象や超能力を他人に信じさせようとしたりします。

 

これは、他人の価値観や信念や経験を尊重しないことになります。

2. 自分の都合のいいようにスピリチュアルな言葉や概念を使う

スピリチュアルを自称する人たちは、自分の利益や欲望に合わせてスピリチュアルな言葉や概念を使うことがあります。
例えば、自分がしたいことや得たいものを「宇宙からのメッセージ」や「魂の願い」だと言ったり、自分が嫌いなことや避けたいものを「カルマ」や「ネガティブエネルギー」だと言ったりします。
これは、スピリチュアルな言葉や概念の本来の意味や背景を無視することになります。

3. スピリチュアルな力や能力を持っていると偽って他人からお金や信頼を得る

スピリチュアルを自称する人たちは、自分が持っていないスピリチュアルな力や能力を持っていると偽って他人からや信頼を得ることがあります。
例えば、自分が占い師や霊能者やヒーラーだと言って他人に高額な料金を請求したり、自分が教祖や導師やリーダーだと言って他人に忠誠や服従を求めたりします。
これは、他人の信用や信頼を悪用することになります。

4. スピリチュアルな理由で他人を批判したり、傷つけたりする

スピリチュアルを自称する人たちは、スピリチュアルな理由で他人を批判したり、傷つけたりすることがあります。

 

例えば、自分と違うスピリチュアルな考え方や行動をする人を「低次元」や「未覚醒」だと言ったり、自分に都合の悪いことを言う人を「邪魔者」や「敵対者」だと言ったりします。これは、他人の感情や尊厳を傷つけることになります。

 

これらの行動は、我欲の表れと言えます。

 

我欲とは、自分の利益や欲望を満たすことに執着することです。

我欲は、自分以外のものに対する尊重や理解を欠くことにつながります。

我欲は、自分や他人や世界に対する愛や喜びや感謝を失わせます。

 

スピリチュアルを自称する人たちの我欲は、他人に不快感や不信感を与えるだけでなく、スピリチュアルなものへの理解や尊重を損なう可能性もあります。

スピリチュアルなものは、我欲によって汚されるべきではありません。

スピリチュアルを自称する人たちの我欲に対処する5つの方法

では、どうすればスピリチュアルを自称する人たちの我欲に対処できるでしょうか?

私は以下のような方法が有効だと思います。

1. スピリチュアルなものに対する自分自身の知識や経験を深める

スピリチュアルなものに対する自分自身の知識や経験を深めることで、スピリチュアルなものへの真の関心や理解を高めることができます。また、スピリチュアルなものに関する情報や主張に対して批判的に考える力も養うことができます。スピリチュアルなものに対する知識や経験は、本やインターネットだけでなく、実際に体験したり、実践したりすることでも得られます。

2. スピリチュアルなものに対する他人の知識や経験を尊重する

スピリチュアルなものに対する他人の知識や経験を尊重することで、スピリチュアルなものへの多様性や豊かさを認めることができます。

3. スピリチュアルなものに関する問題や疑問に対してオープンに話し合う

また、スピリチュアルなものに関する問題や疑問に対してオープンに話し合うことで、スピリチュアルなものへの共感や協力を促進することができます。

また、スピリチュアルなものに関する自分の感情や態度に対して正直に向き合う力も育てることができます。
スピリチュアルなものに関する問題や疑問は、友人や家族だけでなく、専門家や信頼できるコミュニティとも共有することができます。

4. スピリチュアルなものに関する自分の感情や態度に対して正直に向き合う

スピリチュアルなものに関する自分の感情や態度に対して正直に向き合うことで、スピリチュアルなものへの健全な関わり方を見つけることができます。
また、スピリチュアルなものに対する自分の強みや弱みや課題を認めることもできます。スピリチュアルなものに関する自分の感情や態度は、自己分析や自己反省を通じて明らかにすることができます。

5. スピリチュアルなものから距離を置く

スピリチュアルなものから距離を置くことで、スピリチュアルなものへの依存や執着を防ぐことができます。

また、スピリチュアルなもの以外の価値や楽しみを見つけることもできます。

 

スピリチュアルなものから距離を置く方法は、人それぞれですが、例えば、スピリチュアルな活動や情報に一定期間触れないことや、スピリチュアルな人たちと接しないことなどがあります。

 

これらの方法は、スピリチュアルを自称する人たちの我欲に惑わされることを防ぐだけでなく、スピリチュアルなものへの真の関心や理解を高めることにも役立つと思います。

まとめ

スピリチュアルは、我欲のために使われるべきではありません。

 

スピリチュアルは、自分や他人や世界とのつながりや調和を感じるために使われるべきです。

 

スピリチュアルは、愛や喜びや感謝を表現するために使われるべきです。

 

私は、スピリチュアルを自称する人たちが我欲に走らずに、本当のスピリチュアルな価値や意味を見つけられることを願っています。

 

参考文献:

  • スピリチュアル - Wikipedia
  • [What is spirituality? | Taking Charge of Your Health & Wellbeing]
  • [「スピリチュアル」は危険? 「自称」する人々が抱える問題点 | マイナビニュース]
 

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