2023年9月1日から、在京都フランス総領事が
サンドリン・ムシェ氏に
交代することが発表されました。
ムシェ氏は、これまでフランス外務省など
様々な職務を歴任してきた経験豊富な外交官です。
京都におけるフランスと日本の文化交流や経済協力を
さらに推進することが期待されます。
ムシェ氏は、現在の総領事であるジュール・イルマン氏
から引き継ぐ予定です。
イルマン氏は、2019年から2023年まで
在京都フランス総領事を務め、
関西地方のフランスコミュニティや日仏関係の発展に
貢献しました。
イルマン氏は、2020年から関西領事団長も兼任しています。
サンドリン・ムシェ
サンドリン・ムシェ(Sandrine MOUCHET, 1969年5月8日 - )は、
フランスの外交官である。2020年8月31日からテッサロニキのフランス総領事館の
総領事兼フランス文化センターの所長を務めている。
経歴
ムシェは、外国語(英語、日本語など)や国際交渉を学んだ後、
フランス・日本間の経済・商業交流に携わった。
1999年にフランス外務省に入省し、
アジア・オセアニア局、国際協力・開発局、
人事局、危機管理・支援センターなどの部署で勤務した。
その後、広州のフランス総領事館の文化・協力部門や
キャンベラのフランス大使館の政治部門で海外勤務を経験した。
2020年8月31日からギリシャのテッサロニキでの任務に就いた。
ムシェは夫のフレデリックとともに
多くの旅行やレポートを行い、
環境問題や異文化に関心を持っている。
彼らはオーストラリアで暮らした時期に、
先住民族であるアボリジニの文化や生活について取材し、
写真集『オーストラリア・アボリジニ』(Éditions Glénat, 2016年)を
出版した。
フィリップ・セトン駐日フランス大使とサンドリン・ムシェ在京都フランス総領事
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