待夢社文庫の読者の皆さま、ごきげんよう♫
今回は映画レビューの会でございます。
ん?・・・ああああ?!!今月は一度もブログ書いてな~い!!ということに気づきまして(←それだけ多忙でした)月末に貯めこんだ夏休みの宿題のごとく、せっせと仕上げているのは公然の内密です(笑)
今月に入って、冬に鑑賞した『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け~』以来久しぶりに映画を見ました。しかも同じ日に2本鑑賞です。
それでは早速午前の部『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(https://www.storyofmylife.jp/)』のわたしのレビューからどうぞ。
私は若草物語・続若草物語・第三若草物語・第四若草物語すべての原作を持っています。そしてどれも紙面に穴が開くほど読みました。私の成長の糧になったといっても過言ではない本で、いろいろお世話にもなりました。ありがとうオルコット!
中でもとりわけ大好きなのが続若草物語で、続では少女時代から大人になっていく4姉妹の姿が描かれています。
私がどれほど続若草物語か好きかと言いますと、ベスの亡くなるくだりの章はほぼ暗記しています。まだ彼女たちが住んでいたアメリカのコンコードは訪れたことはないのですが、成長したエイミーとローリーが婚約するスイスのヴヴェはしかと行ってまいりました(^O^)/ちなみにヴヴェにはネスレの本社があります(パリを始め他のヨーロッパの街も旅しました。個人的にスイスが1番好きですが)
どなたかご存じだったらぜひ教えて欲しいのですが、ローリー夫妻の新婚旅行先の”ヴァルロサ”という場所が実はわからずじまいで・・多分イタリアなのかな?と思うのですが、判ったらここもぜひぜひ行きたいな~と思っています。
【2021.10 追記】
何と!”ヴァルロサ”が分かりました~って小説にちゃんと書いてありました(汗)ニース近郊です(=フランスですね)
私ったらエイミーはずっとニースにいたもの(←ローリーがのらくらしている間)と思っていたのですが、ヴァルロサに馬車でお出かけしていたんですね。
後の夫君ローリーとの想い出の地になるわけですが、ヴァルロサは常夏の気候で、至るところに薔薇が咲いている地中海沿いの街です。エイミーは『新婚旅行のパラダイス』と評するのでした。
なるほど~私もそこにしようかしら~(笑)
【追記おしまい】
今回の映画ストーリー・オブ・マイライフは、この続若草物語を軸に、少女時代の若草物語を織り交ぜながら、話が進行していきました。以前の映画版の若草物語(ウィノナ・ライダー主演)とはまた違う手法で興味深かったです。
私はどうしても原作寄りと言いますか、既に読みすぎて頭の中で描き切ってしまっているため、映画版は心のキャパ量が狭いのを自覚しています。ウィノナ・ライダーのときもそうでしたが、原作を端折るのは仕方ないにしても、その端折り方に対してう~~んとダメ出ししてしまいがちで・・・でもね、一つの原作に対して解釈はいくつあっても良いわけですよ。それを楽しまないともったいない!ということで(^-^)なるべく良かった点のレビューを心がけます。
ということで、ここが良かったよ~❤「ストーリー・オブ・マイライフ」発表します(^o^)
①ジョーが今で言うところの同人作家(!?)らしくて、すご~く好感が持てた!!!
彼女のプロの作家を目指し同人誌書いてます〜的な感じがなんとも良かったです(はい?)ペン胼胝のくだりは勿論、執筆を始めると止まらないあの情熱とひたむきさ、4姉妹の中で男役をキリっと演じるところ、でも髪を切って落ち込むところ、最愛のベスを失い、不安定になってローリーに揺り戻されそうになる女性の心の機微、自分の作品に対する正当な誇り、走る走る快活なジョーが全て素晴らしく、ホントに魅力的でした。
②お母さまが今までで最高!!
ローラ・ダーンが演じたスターウォーズのアミリン・ホルド提督がとても好きだったので、好感度が超高いまま見られましたが、優しい女性の面、強さと弱さを持つ母の面、全部良かったです。
実は短気を克服してきたという部分の話を入れてくれたので、ジョーとの絆の深さが余計に感じられてさらに感動です(マーチ大伯母さまの手紙は火にくべて欲しかったけど)
あ、マーチ大伯母さま(お父さんの伯母さん)この映画ですと、伯母(お父さんの姉)なのですね。
③メグ(マーガレット)が、ジョーより美しい。
原作通りで嬉しかったです。何気にメグとローリーの組み合わせが好きだったりします。恋人でもなく姉弟でもない距離感が良いです。メグはホントに素敵なご主人に恵まれましたよね(原作はもっと魅力的)高い布地を買っちゃった件については、あとで友人からプレゼントされたという原作のオチを持ってきてくれても良かったです。
④ローリーがかっこよすぎ(笑)
ティモシー・シャラメは今回初めてみたのですが、一瞬アダム・ドライバーが演じたベン・ソロ(スターウォーズ)から、心移りしそうになりました(^▽^;)ごめん~💦私は恋多き?女性なのです(笑)
⑤ベスと老ローレンスの交流をしっかり描いてくれた。
私は原作ではベスが一番好きなキャラなので、彼女を良い感じに大事に扱ってくれて嬉しかったです。端折るのは仕方のないことですが、上履きまでちゃんとプレゼントしたところも描いてくれたので感動しました。
あとジョーとの別れの海辺のシーンはたぶん映画では初めての描写だったかしら~?チャレンジしてくださって拍手です。ベスが亡くなってからは、孫嫁のエイミーが老ローレンスに対してきちんと役割を引き継ぐわけですが、そのあたりもちょこっと描写が欲しかったかも。
⑥原作にはない、ベア教授を馬車で追いかけるオリジナルが非常に良かった!!ちゃんと3姉妹で行くところ!分かってらっしゃる~(≧▽≦)💕まさに映画の醍醐味ですね~♪
おまけ:ベア教授については、マイライフ版も賢そう&優しそう&かっこよさは無論認めるところなのですが、私の中ではガブリエル・バーン(彼はちゃんと原作を読んだうえでオーディションを受けたことも高評価でした)の大人のベア先生で定着(←フォーリンラブ❤❤したとも言う)なのです(^▽^;)ごめんね~~。
あっという間の楽しい映画時間でした。
建築物や衣装や小物道具に至るまで、歴史的作品に対するスタッフの愛情が感じられて見終わった後、心がほっこり温かくなりました。
早く地上波で放映しないかしら~(^O^)楽しみにしています♪
風の谷のナウシカについては、待夢社文庫のブログ過去記事で何度か取り上げています。ので、よかったら見てね~(宣伝)
作品レビューについては、過去にだいたい書き尽くしているので、さらにこれが!ということではないのですが、既に亡くなられた声優さんもいらっしゃり、時代の流れを感じました(おそらく描かれたスタッフさんの中にもおられることでしょう)それでもスクリーンの中では、皆さんが確かに生きておられます。記憶に残るって大事ですよね。
やっぱりナウシカの部屋のアルコーヴベット最高!とか、メーヴェで空飛びたい!とか、王蟲のキャノピーで遊びたい!とかいう子供心から、ナウシカは大人が(ジルとユパ)が話しているときは黙って聞く礼儀正しさがあるということ、普段は気品ある言い方でも、必要に応じて保安要員的な言葉遣いに切り替えられるところのかっこよさを改めて感じたり、アニメ版はペジテの人たちが風の谷に落ち着きそうなので、新しい知識が入って、皆の暮らしが向上しそうでよかったね~とか思ったりしました。
※今後、映画版ナウシカについて書きたいことが湧きましたら、随時追記いたします~♪
いや~映画ってすごいですね!感動ですね!
それでは、今日はこのへんで~(^O^)/
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!
↑最近職場の若い人がこの口調ネタのことを全く知らないことを知り・・時の流れを感じました。ヒロシです・・。
前回予告のアニメの数々・・今はまだすぐに書けませんが、いずれちゃんと記載します。気長にお待ちいただければ幸いです。