今までずっと自分だけを守ってきた。
己との対話で心を補っているつもりだった。
他人を想い、それを裏切られるというのがどれ程の苦悩か、解っているつもりだった。だからこそ孤独の内にあった。
だけど君にだけは素直になりたい。
何も隠したくはない。
どうすればいいのか解らないというのに、君への想いだけが膨らんでいく。
ただ一人の人間としての世界は、あまりに殺風景だ。
君に出会った。枯れきったはずの体が潤っていくのを感じた。
何故惹かれたのかをすぐに理解する。似ているんだ。シンパシーを感じずにはいられなかった。
進む道は違えど、この空の下想いは通じ合えていると、そう信じたい。
いつかは道が交わることを信じて…。