実家の「ごぼう茶事件」の続きです
①はこちら
「ごぼう茶」に電話をする
電話に出た人に
2回目の電話であることと
用件を伝える
私:前回の○○さんも言っていたが、88歳の老人を定期購入に誘導したということですよね。消費者センターに確認したところ、録音されているはずだから、聞かせてもらうといいと言われましたので、聞かせてください
ごぼう茶:誘導するとはどういうことかわかりませんが、きちんと説明しているはずです~中略~録音はありますが、直接お聞かせするのは、開示請求手続きなどとても大変で、確認して改めてお電話します
私:今日は出かけるし、平日は仕事なのでなかなか電話に出られません
ごぼう茶:ちょっと相談してきます
ここで、かなり長く待たされる
ごぼう茶:確認したところ、録音の保管期限が3か月なので、すでに消去されています
ここで
引き下がらない私
もはや、完全なクレーマーになっているが
おばさんは、引き下がらない
私:そもそも判断能力が衰えている88歳の要介護1の老人を誘導するなんて~~~~~~~~~~~~~~~~以下略
(2年前は要介護1でした)
と、先ほど相手に待たされたのと同じくらいの時間をかけて
グダグダとクレームを言い続ける
マジで、かなりのクレーマーだなと
自分でもあきれたけれど、クレームし続ける
ごぼう茶:今記録を見ていますが、解約理由は「便秘が治らない」で「1回のお試しのはずだった」とは書いていません
私:老人ですよ?解約理由は何ですか?便秘が治りませんか?とでも聞かれたら、「はい」って答えますよね?
と、
私も引き下がりません
あくまでも「誘導されて定期購入を契約させられた」ことに対してのクレームという立場を崩さず
グダグダと話し続ける
しかし
相手も
誘導はしていないし、解約時の録音はまだ残っているので、確認することができる
と、「ごぼう茶」には落ち度が無いと、譲らない
ただ
人間、不毛な時間を過ごすのは
嫌気がさしてくるもので
さすがの私も
そろそろやめようと
取引に出てみることにした
私:消費者センターの方も言っていましたが、そちらも企業なので注文時は法律に引っかからないようにやっているのはわかっています。結局は泣き寝入りですね。
一袋、未開封の物がありますが、これは返品できますか?
あくまでも
母は騙されたという立場を貫きながら
返品交渉に入る
ここでまたもや、かなり待たされる
ごぼう茶:本当は受け取って10日以内しか返品できないのですが、2回目のお支払いをしていただくという条件で、未開封の返品受け付けます
ということで
2回目の3441円は支払い
3回目の未開封のごぼう茶は、こちらの送料負担で
送り返した
負担した送料入れても
たった4000円程度のことに
こんなに労力を使って
ほんっと
馬鹿みたいな「事件」でした
この事件のあと
母は、私に怒られ
絶対に通販で買い物をしてはいけないと
お灸をすえられたのは、言うまでもない
ところがこれでは終わらなかった
すっかり終わったと思っていたのに
そこは判断力の衰えている老人
思わぬ「こと」を起こすことになる
2回目の料金を支払い
未開封のごぼう茶を返品した数日後
請求を止めるのが間に合わなかったのであろう
3回目のごぼう茶の請求書が届いてしまったのだ
2回目の請求書で
未開封のごぼう茶を
私が返送したのを見ていた母
「請求書が来ても、商品を返送すれば払わなくてよい」
とインプットされてしまったのだろうか
開封済みのごぼう茶を封筒に入れて
郵便局に持って行ったと言う
そこでどういう説明をしたのかわからないが
郵便局の人に手伝っていただき
宛名を書いてもらい
請求書に書いてある住所に
開封済みごぼう茶を返送してしまったのである
そう
請求書に書かれているのは
ごぼう茶の会社ではなく
債権回収の会社「N」
当然ながら
「N」に送られた開封済みごぼう茶は
数日後に「受け取り拒否」で、実家に戻ってきた
私は
母に勝手なことをするなと激怒したが
娘と夫は
「債権回収会社への最高の嫌味」だと
大うけしていた
債権回収会社さん
わけわからないものを送り付けて
なんか、すみません
そして
郵便局のご親切な局員さん
お騒がせしてごめんなさい
ということで
母の判断力の衰えを実感した
「ごぼう茶事件」
おしまいです
この「ごぼう茶」の会社は決して悪徳業者ではないのですが
やはり、老人には、対応を変えて欲しいですね
みなさまのご実家も
お気を付けくださいね