いまは
施設にお世話になっている母だが
私が母の異変を確信したのは
「ごぼう茶」がきっかけだったことを思い出した
それまでも
ん?ということはあったが
判断力の低下を確信した「ごぼう茶事件」を
思い出したので書いておこうと思う
もし
以前にも書いていたらすみません
2年前のこと
88歳だった母は
危なっかしいながらも
ひとり暮らしができていた
ご飯を炊くことができたし
冷凍食品を解凍して
3食、食べることができていた
ある日
実家に行くと
「ごぼう茶」の請求書があった
あやしげな請求書だったので
母に聞いてみた
母に言わせると
テレビの通販番組を見て
電話で
1回だけのおためしに申し込んだが
何回も送られてきたため
すでに
解約の電話をした
という
家には
3袋のごぼう茶があった
2袋は開封してあった
ごぼう茶の会社に電話する
「お試し」で申しこんだのに
何回も送られてきているクレームをしようと
ごぼう茶の会社に電話した
私:お試しを頼んだと母は言っているが
なぜ何回も送ってきたのか?
ごぼう茶:通販番組では、お試しと定期購入の案内をしており、定期購入はすぐに解約できるので、申込時に定期購入の案内もしている
私:つまり、定期購入に誘導したわけですね
ごぼう茶:誘導はしていない
私:すでに解約済みらしいが、支払いはあと何回残っていますか。今回の請求書は「2回目」と書かれている。
ごぼう茶:請求は他会社に任せているので、わからない
らちが明かないので
担当者の名前だけ聞いて、電話を切る
確認すると
請求書の発送元は
ごぼう茶の会社ではなく
「N」という会社だった
「N]に電話するも
音声対応で、返事は登録しているメールアドレスに返信するというテープが流れる
メルアドなど母が登録しているはずもないので
仕方がなく諦める
消費者センターに相談する
私は消費者センターに電話をして聞いてみた
私:電話で申し込み時に、誘導された可能性があるが、支払いの義務はあるのか
消費者センター:高齢者でも自分で電話をして申し込みと解約をしているため、支払いの義務が無いとは言えない。申し込み時に録音されているはずなので、確認してみては?
私:支払いが何回残っているのか、「ごぼう茶」はわからないと言っているが、そんな無責任なことがあるのか?
消費者センター:債権譲渡という形で「N]に委託しているので、支払いに関しては「ごぼう茶」側は、わからないのだろう。
私:一袋未開封があるが、返品できるだろうか
消費者センター:食品なので賞味期限等があると思うので、確認してみては?
「債権譲渡」という形で
代金の回収をする会社があることを
初めて知った私
なるほど
通販側も代金の回収に気をもまなくていいってことか
正直
3441円だったので
支払ってしまえば簡単だったのだけれど
判断力の弱くなった老人を
誘導する商法は
放置できないと思って
もう一度
「ごぼう茶」に電話をすることにしました
長くなるので続きはまた
ふるさと納税でも
ごぼう茶があるのね