補修屋すぎちゃんです
今日はクリスマスイブ…なんてもんはどうでもよくて年末の風物詩、有馬記念。
キタサンブラックのラストランでもあるので
昨日の儲けを突っ込んで勝負！
厚め勝負は昨日のサングレーザーに懲りもせず福永騎乗のシャケトラで！
スタートして間もなくもう諦めました
フ～ク～ナ～ガ～
福永、何やろう？
騎乗フォームも嫌いではないし騎乗技術はネットで叩かれるほど酷いとは思わないしテレビ出た時とかも結構分かりやすく説明や解説したりするので頭の中は色んな事考えてるのかもしれんけど何か勝負師らしくないというか…無難に事を済ませたいのか…優しすぎるのか…
私のイメージでは枠順的にキタサンブラックの隣枠のクイーンズリングがスタート直後スッと取りつき今日シャケトラが位置してたとこで突っついてプレッシャーかけたり引っ掻き回したりしてキタサンに楽をさせず今日クイーンズリングが競馬したポジションでシャケトラがレースを運ぶと思ってたけど真逆の展開
キタサンブラックをマークしてたのかもしれんけど何か端から見てるとスローペースに落とすであろう武豊の精密な体内時計のラップについていけばペースを間違う事は無いやろうみたいな何か負かしに行ってやろうみたいな感じがせず淡々と回ってきただけという感じで…全くワクワクもドキドキもしなかった。
来年はワグネリアンという超クラシック候補と共に一皮向けてほしいですね。
有馬記念は結果、昨日の阪神カップでイスラボニータの花道を飾ったルメールの脇役となった武がルメールに借りを返す形でキタサンブラックの花道を飾った形になったな。
いずれにしてもこの二人、お互い人気薄で2着に来てるからやっぱスゴいな。
パトロールビデオ見返したらデムーロがかなりエグい騎乗してたな。
福永は優しすぎるけどデムーロはちょっと強引過ぎるな。
あれが無かったらサクラアンプルール、3着はたまた2着まであったんちゃうって手応えやったんでキタサンブラックとの馬連押さえてた自分としてはかなり後味悪い有馬記念
もちろんキタサンブラックの強さは完璧やったんで文句はありませんが
この馬は過去の現役最強馬と言われた名馬達とはかなりタイプの違う不思議な馬でしたね。
決して良血のエリートではないけど馬主の馬想いの優しさや謙虚さもさることながら馬主は調教師や騎手にあれこれ口を出さず信頼して任せ任された陣営もそれに応えるべくベストを尽くす。
キタサンブラックを取り巻く人間に私利私欲にまみれてるような悪い人がいない
宝塚負けた後も凱旋門賞をスパッと諦め無理せずあくまでも馬優先。
そんな良い人達に囲まれ伸び伸びと楽しく走ってるように見えた馬
まぁ早い話、ビジネス臭・カネの臭いがしない
3歳時からドゥラメンテやリアルスティール、サトノクラウンなどの良血馬の影に隠れながらも地道に一戦一戦チカラを着けていき現役最強馬にまで上り詰めやれば出来ると思わしてくれるようなところも人気を得た要因かもですね。
我々庶民はこういうのを自分に重ねたがるのです
血統構成を無視した突然変異的な強さのオグリキャップに近いところがある馬やったので種牡馬としてはどうなるか未知やけどサンデーサイレンス、ブライアンズタイム、トニービンがいた頃と違って現在の日本競馬は内国産種牡馬で十分回ってるので良い繁殖牝馬に恵まれてイスラボニータ共々成功してほしいですね