サバトの招待状が来ない魔女 ったら。 | 吟遊詩人の遺書  La volonté d'un ménestrel

吟遊詩人の遺書  La volonté d'un ménestrel

『「哀しいことは、小さな歌にして」

孤独の弾きたがり、不幸なやつ クロネコナイフ。

その歌の泉、哀しみの詰まったメモ書き。

胸を張れずに隠すもの。』

10月。

トリック or トリート!
っていう相手がいないので、
ハロウィンの賑わいは自分には無縁であった。

ハロウィンはお化けたちのお祭り。
もともとケルト人の祭事だったところに、キリスト教が布教のため翌日に万聖節を設定して、それでもなお消せなかった民間信仰……その名残がハロウィンだ。

キリスト教では異教の神々は邪神もしくは悪魔とされ、その姿を今に残している。

つまり、ハロウィンとは 迫害されたる者、はみ出し者たちを祀るカーニバルなのだ。

そんな、はみ出し者のパレードにも、加わることのできない自分は、だからその夜もひとり録画の深夜アニメを見てた。

ノエル、可愛いよノエル(←笑)


そして11月がはじまる。
もっともっと、寒くなれ。
寒さは全ての孤独人間の味方である。