今年の３月２５日に、２歳半過ぎの♀ファンシーラットを買いました。
彼女との出会いは約１年前、
良く言うとというか…💦昭和な感じのペットショップにて♂♀一緒に１０匹位、窮屈な状態で入っていました。左腕が生まれつき無くて妊娠中で赤ちゃんも育てていた。全部買う事は出来ないが…と思ったけれど、そんな状態の子を買いようが無いよなと。以降、気になって数回行ったけれど相変わらず妊娠中で赤ちゃんも育てている状況。可哀想でもペットショップにいる動物は商品だよな。そこは、ファンシーラットのみならず衛生的に宜しく無い。他のお店でも、犬猫以外を商品としつつ繁殖もしている所はある。
過去に沢山のラットを飼ったが、約２０匹の離乳したてのラットを販売し、全て売りきらない内に離乳したてのラットを約２０匹また売る、幼い方が売れる…全て売り切らない内に…を繰り返して売れ残り１歳半～約２歳のをトータル６匹飼った事がある。飼って１ヶ月位で死んだり病気持ちだったり、あともう少しで爪が肉球に刺さりそうな程にのびていたり。高齢で後ろ足が麻痺してやがて前足、口の力が弱り…懐いていない子、キツイ気性だったり神経質な子の世話は大変だったので「可哀想ね！」と買えるものではないし、私の行為はアホだと思う。
なので、片腕、常に授乳しつつ妊娠していた子を飼うってどれだけ大変なのかな？！と恐ろしく思う。ましてや、２歳半過ぎでしょう。今まで飼った子達は、全てその頃は下半身が麻痺していたわ。そんなこんなネガティブな事を考え、時々でしたが寝る前に「優しくて美味しいものを沢山くれる飼い主さんに出会いますように！」と願ったりしていたが結局、そんな人は現れなかったので優しくないこのワタクシが買ったわ。超高齢なのを売るんじゃねぇッと心の中で思いつつ😅
車で約３０分位の道のり？後続車が無い間はゆっくり運転。
我が家に到着、今まで飼った売れ残りさん達は皆、オドオド警戒していたが彼女は、到着するなりラットが超ご機嫌な時にする表情をしました。小動物にとっては長旅で環境激変だというのに全く気にしていない。先住の♀ラット２匹の方が凄いビックリしていた。それでも、大丈夫かなぁ？と心配だったが夜は先住達がハンモックに来るよう優しく引っ張り誘導、たぶん、生まれて初めての柔らかな寝床だろう。良く眠ってくれました。
部屋ん歩は、最初の２日間は胸を床につけて後ろ足のみで弱々しく。走るのは、上下の動きばかりでなかなか前に進まなかったのが１週間で走れるように。とてもネズミとは思えない運動音痴の梵ちゃん♂より早い💦障害をものともせず生き生きとした姿に感動。一目惚れ（？）してお母さんに甘える幼児みたいで時に過保護ママのようにウザ絡みしたりの美雨ちゃん♀
が２日目に背後から近付いて来た梵ちゃんに仰向けに転がされ犯されそうになり叫び声を上げた。襲われたと言ってもオリンピック選手と運動音痴のようなものなので心配はないのだけれど走れない身体でピョンピョン飛び、身体のバランスを崩しつつ必死に助けに行く後ろ姿になんだか泣けた。テレビのニュースじゃ我が子を害する母親を目にする。我が子より男、男だったり己の身体の不自由さを最大限利用する卑しい者がいるというのに、この小さな生きものはどうだろう。『対等』に遊んだり何やら揉めたり喧嘩する、それらの在り方は時に考えさせられ問われているような気持ちにもなる。
最近は、図体が大きい梵ちゃんより大きくなりまして
