至極、不謹慎な話ですが・・・ | sulcowsky morpho

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引き寄せの法則を語る人が大嫌いです。

引き寄せの法則、波動、それらの言葉で他人を馬鹿にしたりマウンティングする人がいますが、そう語る自分は何を引き寄せたのでしょうか?

今、ふと思ったこと。

私が小学生の低学年だった当時、近所に小学生の息子が車に轢かれ死亡し、とても羽振りが良くなった御両親がいました。

家族3人、オンボロアパート暮らしから保険金と相手からの慰謝料で多額のお金を手にして・・・うちの両親のみならず地元の人達から顰蹙をかっていたのです。

辛さ、寂しさ、人の心の内なんて誰にもわからないけれど同じ子供を持つ親から見ると不愉快に見えたようで子供の私、友達から見てもなんだかなぁ~と話に出たのです。今となってみると寂しさなどを紛らわしていたのかも知れません。でも、思い出してもなんだかなぁ・・・と疑問。



昔、出会った中年女性は7歳の我が子を病で亡くし余命宣告を受けても奇跡を願い医師の言葉は信じたくなかった。亡くなった時は、娘の亡骸を抱き抱え離さず納棺を拒否して泣き喚き続け誰の手も叩くなどして抵抗した。もう二度と娘の体を抱く事は出来ないのだから。健康に産んでやれなかった我が身も恨み呪ったという。葬儀や火葬の時も泣き喚くどころか抵抗して暴れた。この子を燃やすなんて!!その後は、我ながら狂い荒れた毎日を過ごしたという壮絶な体験談を聞きました。



親の嘆き、海より深い親の恩という言葉がありますし、私の中で愛しい我が子を亡くした親の嘆きというのはそういうものだと思っていた。

病で覚悟していたとしてもそうなのだから、ましてや交通事故ならと。

犯人どころか、不幸を利用した奴も私なら恨む。


人の心は見えない。同じではないのだ。自分がそう思うからとて人も同じとは限らない。