またひとつ無事にイベントが終わりました。


今回のイベントは、ウルゲンチ市内のど真ん中にあるロシア語学校へ、

2日間にわたり訪問させてもらいました。

こちらの学校というのは、日本の小中を併せたもので、9年間あります。


この学校には去年の11月から青少年活動でボランティアが配属されています。

1月から始まった日本語クラスを波にのらせるための、1発目のイベント。


午前に社会科教師による日本の社会科の授業、午後は日本文化紹介。


この2日間の授業↓


・歴史2コマ

・情報2コマ

・地理1コマ


※JOCVの職種はパソコン関係で来ているのですが、現役の社会科教師です。



ウズベキスタンの過ごし方


一番盛り上がったのは、2日目の地理の授業だった。

こちらの教育は、考える力を養うというよりは、暗記型の教育なので、

先生は数字で表示してあるところを「ノート取って覚えなさい」と言っていた。


こちらの意図としては、数字が意味する中身を考えてほしいんですが、

そこはやはり教育の違いですかね…




1日目の日本文化紹介↓


・学生による日本語での自己紹介

・学生による「ふるさと」の合唱 ピアノ演奏付き!

・ボランティアによるウズの伝統楽器「ドゥタール」の演奏

 島唄をみんなで歌う!

・折り紙「つる」と「あやめ」



2日目の日本文化紹介↓


・盆踊り

・浴衣とはっぴの着付け

・けん玉



おぉ~ 振り返れば濃い内容ですなぁ…



どれも本当に楽しかった。


まだ日本語クラスが始まって3週間というのに、みんな一生懸命日本語

覚えてくれてて、嬉しかった。



「ドゥタール」


ウズベキスタンの過ごし方


自分は弾けないので見てたけど、いつ聞いてもいい。

有名曲「アンディジャンポルカ」では、踊りたいけど

恥ずかしくてもじもじしている子もいたらしい…


ウズベキスタンの過ごし方


盛り上がった。




そして「盆踊り」

踊りが大好きなホラズムっ子、覚えが早かった。

みんなで輪になって、東京音頭。


ウズベキスタンの過ごし方



なんか、この学校の女の子、かわいい子が多かった気がする。


ウズベキスタンの過ごし方




この子がうちの近所の子で、日本語クラスのエース。


ウズベキスタンの過ごし方


よくうちの家に来て、「今日はこれを習った、あれを習った」と

知らせに来てくれます。


最初から最後まで、会場設営などいろいろなお手伝いをしてくれてた。


いい子だ。




この子もエース。

いい笑顔です。

どこかしら、うちの配属先の病院の副部長に似てるし(笑)


ウズベキスタンの過ごし方






あ…、この子。


ウズベキスタンの過ごし方


イベント会場で、「俺はボイパを習った。聞いてくれ」といって披露してくれた。

タシケントのクラブで興味をもって、習ったらしい。

確かにうまかった…




自分のところでイベントをするっていうのは、本当に大変なことだと

思う。

まだ配属されて4か月で、ほんとよく頑張ったねぇ。

ウルゲンチの家族です。


ウズベキスタンの過ごし方



みんなと何かをやれるって本当にすごいね。

日本人同士もそうだし、日ウズでも。

ウズベキスタンの過ごし方


また今度、みんなでなんか楽しいことしようね。

楽しいと感じれることが一番大切だと思う。




最後に、この学校の壁に描かれた絵のヒット作。


ウズベキスタンの過ごし方

ロックなハリネズミ…










以前、ヒヴァの観光案内所に用事があって行ったとき、

観光案内所のパンフを和訳してほしいという仕事を

依頼されました。


英語の原本で、A41枚程度だったので、引き受けました。

んで、仕上げてたんですが、なかなか行くのがめんどくさくて…

でも、そろそろシーズンに入るころなので、いい加減に持って行きました。


原本がそっけない感じだったので、観光っぽくいじりました。



原本↓

ウズベキスタンの過ごし方



こうなりました↓

ウズベキスタンの過ごし方


フッダーにJICAロゴを勝手に追加(笑)

いいよねー。

タダでお手伝いしたんだし。


一応、原本を忠実に和訳したものも用意して持ってきました。

でも、新しいパンフ、気に入ってもらえたので、使ってくれそうです。

ずうずうしくも、「自分なら、こっちの方が旅行したくなる」って

自分が作ったやつアピールしてきた。


いや、やっぱりそこ大事でしょ(笑)




いまウズ隊員初の機関誌の発行に向けて準備してて、

ヒヴァについては自分が担当です。


なので、「雑誌作るから協力してください」ってお願いしたら、快諾。


さっそく、現地のカメラマンが撮影した写真をたくさんもらって帰りました。

ウズアングルといいましょうか、なんかTVとか見てても独自のアングルが

ある気がする…


でも、自分たちじゃ撮れない角度からの写真や、2010年にあったヒヴァでの

お祭りの写真もあったりで、なかなか見応えあります。


そんで、ホラズム地方の方言の話に流れました。

ウズベキスタンは、中央アジアに位置しているだけのことはあって、

地方によってずいぶんと言葉が変わります。


ウズベク語の標準はフェルガナ地方のものなんですが、フェルガナは東の果て。

ウルゲンチは西の果て。

なので、まったく理解できない方言も多々あります。


ホラズムの方言は、トルコ語に似ているそうです。

トルコ映画見せてもらったんですが、知ってる言葉がちょこちょこ。


もともとウズベク語自体がトルコ語にちょっと似ているところもあるんですが、

さらにホラズム弁は近いらしい。


それも併せて機関誌で紹介する予定です。



そして、以前細密画を販売しているお土産屋さんのおにーちゃんと

話をしてて、指輪とかなんか描いてほしいものがあったら、

もってきたら、それに書いてあげるよって言ってたのを思い出して、

そのおにーちゃんのお店兼工房へ。



↓こんな感じで、小さな小箱に細密画が施されています。


ウズベキスタンの過ごし方


色の使い方とか、絵柄もすごくきれいです。



この細密画にも地方のカラーが出ていて、

ヒヴァはヒヴァオリジナルがあります。


あっ、写真撮るのわっけた(笑)


基本色が青、黒、白、緑、金で、さすが真っ青な太陽の国な感じで、

青が多く使われています。

キレイですよ~。




んで、「いま時間あるし、爪に描いてあげようか?」って話になり、

描いてもらいました。


自分はてっきり話の流れから、ヒヴァデザインかと思いきや、

出来上がりはこちら↓


ウズベキスタンの過ごし方

ふふ。

自分に似合わず、かわいい(笑)

ヒヴァデザイン描くには小さな爪だったそうです。




ウズベキスタンの過ごし方

職人:シフナザルおにーちゃん27歳。


スマホケースのサイズなら、40000スム(JPY:1400円くらい)~。

4日あればできるみたい。


西門から入ってすぐのお土産通りにある細密画のお店です。



2005年からの2年間、このヒヴァにJICAのボランティアで

観光隊員が入ってたのですが、このおにーちゃんも

その人をよく知っていて、すごく日本人に理解があります。


話す内容も穏やかで、特有のぎらぎらした感じはないです。


こんな人が増えたらなぁ…


ヒヴァの道中で、観光でウズと日本を結ぶ仕事があったら、

ホラズムに残って、やってもいいなぁ…とぼーっと考えちゃった(きゃっ)

誰かさんの影響か!?


いや、自分は9月で帰る。



多分、今年中か、来年頭にはヒヴァに観光隊員がまた入るらしいので、

また良い影響がウズにも日本にも出るといいな。



そんな実り多き1日でした。






やっと金曜が終わった。


大好きな金曜の夜。


なんにも考えずにぼーっとできる。



手相って気にしたことありますか?


うちは興味本位で高校生のころに、ショッピングセンター(今はなきピア!)

で怪しげなじーちゃんに見てもらったことがある。

15分1000円くらいやったと思う。


イメージ図↓ こんな雰囲気の。

ネットより拝借。




いい手相だと褒めてもらった。

内容は忘れたけど、自分が出世するか旦那様が出世するから、

お金には困らないと。

そして、感情豊かで、愛情豊か。



別にそれを信じているわけでもないけど、たまたま同僚と手相の話に

なったので、紹介です。


こちらの女性は炊事・洗濯の水仕事と極度の乾燥した空気で、

手はカサカサの人が多いです。


ハンドクリームを持参してたので、ハンドマッサージをしてあげた。


したら、「このMがあるとね、いいの」と。


イスラム教の預言者ムハンマドのMだったか、

イスラム教徒を意味するムスリムのMだったか。


その時は、へぇーと思ったものの、どっちだったか忘れてしまった。

肝心なところを… まぁ自分らしいけど。


これがラッキー「M」です。

日本の手相占いでも、この「M」あると良いって言われてますよね。


ウズベキスタンの過ごし方


こちらにも手相やその他占いがあるらしい。


九官鳥が選んだ番号で、結果が書いてある紙をもらうとか、

占い師に占ってもらうとか。

新聞なんかには占いの欄があります。

12支か星座で占うもの。



そういえば、病院で務めていたころ、看護師のなかではとても有名な

「霊が見える」という患者さんがいた。


その人がICUに入院していた時の話。


うち(何歳のときの話だったっけな?)を見て


・27歳か33歳で結婚する

・いま近くに自分に好意を持ってくれてる人がいる

・家を継ぐ相が出ている


とな。


33歳まであと1年。

いやー、そんな短い期間で結婚なんてできないでしょう(笑)


ちなみに霊は透き通って見えるらしい。ICUにはある霊の通り道が

出来ていて、そこに霊気が流れているとかなんとか。


でも、患者さんでも看護師でも見える人って他にも何人かいたなぁ。

自分には見えないので、深く考えたことがないけど、

見える人は見えるって言うもんなぁ…



あっ、また話が逸れた(笑)

頭のなかが実ににぎやかです。




「占いとか信じる?」って同僚に聞かれた。


良いことを言われれば嬉しいし、悪いこと言われれば悲しい。

ただそれだけのことかなって自分は思ってる。



今日も嬉しそうに洗濯機をまわした。


嬉しいなぁ目