すっかり春ですねぇ。
晴天続きです。
がしかし。
ぶち壊しの波が、とうとう我が家にもやってきて、
家の前は大変なことになっています。
5段ほどのステップがあったのですが、それもぶち壊しの該当リストに入り、
こんなんなってます。
壊されて新たに出てきた階段のようなもの。
右端が玄関だったんですかね。
んで、家に入れないのを心配してくれた工事のおっさんらが、
煉瓦を玄関の前にちょんと置いてくれてた。
そして、その翌日、さらに深く掘られ、煉瓦が2個に増えてた。
なんかかわいい…
大家も来てくれたものの、うちはこの家に住んでない外国人として
存在しているらしいので、誰とも会うな話すなと…
工事しているのか役所関係の人なので、ばれないようにしろと。
そんなこと言ってもですねぇ…
もう遅いですけど。
のど乾いたから水くれとか言われるし、通勤の際に会わないわけはなくて。
会えばウズベキスタン、通りいっぺんの質問はされますよね。
どこの国から来たんだ
誰と住んでるんだ
どこで働いているんだ
給料いくらだ
いくつだ
結婚しているのか…
それに、うちは一応両政府のお墨付きで来ている訳でして…
がめつい大家さん自身の問題ですよね。
ほんとトホホです。
今日はブルドーザも来て、はげしいことやってます。
いつ工事終わるんだろうね。
そして、大家さん。
早く階段作ってね。
布団とか洗濯モノ干すのに大変便利な場所やったんやけどなぁ…
実に惜しいです。
そして、この気持ちはこの地区の住民にもあるようで、こんな落書き。
「生活は美しい」
都市開発のために行われた大規模な取り壊しに対する「ご意見」
何も知らない外国人の自分でさえ、そこにお金を費やすよりも、
まずはライフラインを整えてくれと思いますけどね。
あっ・・・
あんまり書かない方がいいことかな。
話題を変えよう。
医療キャラバンまであと1か月をきりました。
資料の準備は大体終わり、あとはイメトレあるのみです。
そして、ホラズムでは、ヒヴァとウルゲンチの医療専門学校で行うことが
決定しました。
元々自分の配属先の病院と、できればウルゲンチの医療専門学校で
セミナーできたらなぁ…と考えていたののですが、
話は流れに流れて、結局ヒヴァとウルゲンチの専門学校の2か所。
それもどんどん話は膨らみ、ホラズム州の看護部長と、なんか分からんけど
ホラズムのナイチンゲールと呼ばれている重鎮の2人に説明する羽目に。
そして先日、その2人+うちの配属先の副部長とヒヴァの専門学校へ挨拶。
日本でもこんな上の役職の人とあまり絡んだことがないので、
そんな自分にちょっと笑えました。
JICAの看護プロジェクト時にいろいろ物資の援助を受けていて、
その物品を飾ってある実習室をいくつか見学。
いかにすばらしい物品を援助してもらったのかを説明されました。
実際に使ってるというよりも、自慢に近い展示と感じるのは自分だけ?
そして、看護学生をホールに集め、いきなりの挨拶&質問コーナー。
無茶ぶりやわ~
んで、お昼はもちろん接待が待っていました。
ホラズムならではの「トゥフンバラック」と呼ばれる小麦生地に卵と油を混ぜた
ものを挟んでゆでたもの。これに牛の乳をかけていただきます。
と、ヒヴァでしか食べることのできない「シビットオシュ」
これは小麦に緑の葉っぱを混ぜ込んで作った麺にソースと
ヨーグルトに似たものをかけて食べます。
この店の美味しかった。
そんなこんなで、メフモン大好きなホラズムならではの1日でした。
これは、来月たくさんの人をホラズムに招待するのにてんやわんやに
ならんかちょっと心配。
なるようにまかせるけど、そんな大々的なプロジェクトとは違うので、
その違いが理解してもらえるのでしょうか…
帰り際にホラズムのナイチンゲールより、「PCと手洗いの洗い残し調べる器械」を
JICAに寄付してもらえるように聞いてみてと。
あー、先が思いやられる…


















