水に飢えているここホラズムにも

「泳げて休憩できる場所がある」ということで、

ジャホンギルさん一家と行ってきました。


今回のメフモンはウルゲンチで活動中のほかのJV2名も同行。



HAZORASP方面にあるとは聞いていたものの、初めてでした。



トルクメニスタンとの国境は目と鼻の先。


なんと、カラ(城跡)が目の前にある湖。


しかも!


日本でいう海の家付き。


これは素晴らしいロケーションではないか!!!



ジャホンギルさん一家、妻の両親、妻の姉妹夫婦+子ども、

長女の友達なども含め、総勢30名はいたのでは?


ものすごいにぎやかでした。



瞬く間にテーブルの上にはメフモン一式が準備され、

炊き出しもできるので、おかーさんたちは料理に取り掛かる。


ウズベキスタンの過ごし方



今回は肉と玉ねぎとジャガイモを油で炒め煮こむ?ような

ウズ流肉じゃが。


ウズベキスタンの過ごし方



この料理、いつも油が合わなくておなかに危険な料理

なんですけど、これは間違いなく美味かった。


牛肉のうまみと玉ねぎがいい味出してた。



しかーも!今回のスベジーサラダはいつもと一味違うwww


レストランで働いている海の家のおっさんが包丁さばきを披露。


ウズベキスタンの過ごし方


素晴らしい!




そして、おなかも満たされたので、いざ湖へ。


一番の驚きはこの看板。



「男性はこっちで泳いでね」


ウズベキスタンの過ごし方




 「女性はこっちで泳いでね」


ウズベキスタンの過ごし方


とな!


男女一緒に泳げません。



ホラズムでイスラムを感じた、妙なひと時でした。



女性側ではおばちゃんたちが、「いい湯ねぇ」なんて言いながら、


まるで温泉にでも浸かっているかのような雰囲気。


ウズベキスタンの過ごし方


写真、ちっさすぎてわっかりにくいねぇ。


たぶん全裸であろう…


脱いだ服がまとめられてて、それも面白かった。



カラをちょっこし登り、自分は強烈な日差しと睡眠不足+ウォッカで

ダウン。


ウズベキスタンの過ごし方


夜中はめずらしく雷雨で、おまけに寝つきが悪いので

結局一睡もしてなかったのです。


そんで、空腹にウォッカの一気飲みの流れ…


差し入れの冷えた水がどれほどありがたかったか。


いつもありがとう。



そんなんで、料理も第2弾。


オスモンショルバ。


ウズベキスタンの過ごし方


いわゆるスープです。これにいろいろ入ると名前が変わるのですが、

このスタンダードが一番、野菜や肉のうまみが出ている。



その後はお決まりの踊りに入りました。



そして、料理第3弾。


ウズベキスタンの過ごし方


シャウラです。オシュをもっとゆるーく炊いた感じ。


これも得意な方ではないものの、今回のは美味しかった♪


肉じゃがの時点で、すでにおなか一杯なんですけどねぇ(苦)




そんなこんなで1日が過ぎていきました。


ウズベキスタンの過ごし方


楽しい時間を本当にありがとう。



帰ってから、「あけみが日本に帰ったあと、私たちどれだけ悲しいか
あなた想像もできないでしょ?あけみを大事に思ってるよ」とメールが…


それを言わないで~


いつもしつこいくらい連絡をくれるので、えらそうにも辟易しているのに、

こんなにも優しいメール。



ウズベキスタンにご縁があって、ここに自分がいて、ウズの人との関係を

築くことができた。



本当にたくさんの人に感謝できるような人生を送ってこれていることに

ありがたいなぁと思わずにはいられません。



「ふどー」




明日からしばしタシケントに上がって、医療キャラバンの追加セミナー。


週末には、去年も行ったアイダルクルへのお出かけ。

思い存分、楽しんできます。


この楽しみがあるからこそ、ガマンだらけの生活も頑張れるってもん

です。

























洗濯モノを取り込む際に、隣の家の長女とばったり。


「あけみもおままごとする?」って言うもんだから、

ちょっとだけお付き合いして…




コーヒーを淹れてくれました。


うちはお返しにクッキーとケーキ。


ウズベキスタンの過ごし方



んで、一緒にスベジーサラダとショルバとグンマを作った。


ウズベキスタンの過ごし方


やっぱり女の子はおかーさんの真似事が好きだね。




ウズベキスタンの過ごし方


「グンマ、美味しい?」





そしたら、二番目の次女も友達を連れて出てきた。


ウズベキスタンの過ごし方


この子はたしか2、3歳くらいかな?


もうずっと独り言のように、なんかのTVのワンフレーズを

口ずさみ、ポーズを決めて自分の世界に浸っている。


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方

なんか、女の子ってこんな時期あるよなー(笑)って面白かった。



そして、一番下の長男。


ウズベキスタンの過ごし方

1歳と2か月。


よく歩くようになりました。


ウズ流のあいさつも覚えたので、「アッサローム」と言って

手を差し出せば、ちゃんと握手してきますwww


こちらの子はほとんどオムツを常時つけているわけではないです。


動きが止まったと思ったら、おしっこしてましたね…(笑)




なんにせよ、子どもたち本当にかわいいです。















いま、ウルゲンチは建設ラッシュ。


老朽化した配管を直すために、道路は掘り返され、


あちこちにいろんな公共施設を建設中。


一応、こんなん建てますよーってイラストが張り出されてて、

それができればステキだとは思うけど…

ただ、そのあおりで、バスの路線がお知らせなく変わったり、
砂埃の量が増えたりと、いいことばかりではないです。


それに、うちが来る前から開発されていた通りですら、
まだ終わってない。

新しく入る店舗らしいものも、ほぼ看板のみで、機能していない。


だから、何をそんなにひっちゃかめっちゃかに一気にするのか

皆目見当がつきません。


うちの病院も然り。


びっくりするぐらいに様変わりしています。


毎日役所から警察やら軍隊の人が来て、無言の圧をかけてくるので

副部長はうんざり顔だし。


水も出ないので、なにかひとつケアをやろうにもなかなか楽ではない。

井戸水汲みから始めないとね…

チッラに入り連日猛暑なので、梗塞系の患者さんだらけ。

おまけに今週からラマダン(断食)に突入。


ここホラズムで、飲み食いなしだと待っているのは

病気しかないのでは…



そんなことを思う最近です。




そして、昨日。
ウルゲンチの目抜き通り、通称「空港通り」に新しくできた

スーパーを覗きに行ってきました。


現地の人曰く

「あのスーパーにはすべてのモノがある」

というので、それは期待しないはずがないですよね…


外観。


ウズベキスタンの過ごし方




中はこんな感じ。


ウズベキスタンの過ごし方

ウズベキスタンの過ごし方

この商品数に対して、このスペースなのか~www
そして、ありがちな1品大量陳列…



んで、14時~15時は昼休みということで、「早く出てけ」と

追い出されてしまい、店員さんは鍵を閉め休憩に入る。


もう行かないな。



これなら、バザールの方がましだ。

そのバザールも、残っているのは3つの大きな建物だけ。

あとは全部壊されて砂埃と化しています。


買い物するのも楽じゃないねぇ。



まぁ、「10年後に来てみたらいいんですよ」という

ふどの思し召しと受け止めて、いまある環境を楽しもう。