ご訪問ありがとうございます。

心理カウンセラーの井上太一です。

新年度が始まりましたね。

新入社、新入学された方々はおめでとうございます(^^)

また、人事異動であらたな部署に配属された方々、どうぞがんばってください。

 

毎年この時期は、同じようなことを書いています。

と言いますのも、4月・5月以降、メンタル不調を訴える方が急増する印象があるからです。

新年度にともない、生活や職場の環境が大きく変わることの多い時期だからこそという印象があります。

たとえば「五月病」なんていう言葉がありますよね。

医学的な病名ではありません。

環境が変わったことにともなう緊張やストレスが蓄積し、5月の大型連休後に憂うつになる、なんとなく体調が悪い、会社や学校に行きたくない……などの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことを指す言葉です。

 

 

 

これ、ひどくなると適応障害という診断に至るケースもしばしば見受けます。

 

 

そして5月が過ぎると、その次には梅雨がやってくるわけですよ。

ぼくは週に数日、心療内科/精神科において患者さんのカウンセリングをおこなっているのですが、

天候不順や気圧の変化によって不調を訴える方の多さに、正直おどろいています。

 

こういう不調は、昔でしたら「気のせいだろう」…というひと言で片づけられていましたが、

最近では「気象病」「天気痛」といった言葉で知られるようになってきました。

 

五月病と同様に、これも正式な病名ではなく、気候や天気の変化が原因でおこる心身の不調の総称で、頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み(抑うつ状態)、吐き気、喘息などのさまざまな症状が出るのが特徴です。

 

 

 

あるデータによると、日本における潜在患者数は1000万人以上にものぼるんだとか !

梅雨が終わっても、安心はできません。

危険を感じるほどの猛暑がやってきて、そのあとは「秋の長雨」や台風の季節。つまり、またしても気圧の変化です。前述の「気象病」「天気痛」のような症状が出る方がおられるわけですよ。

こうした気圧の変化などは、残念ながら、個人の力ではどうすることもできません。

いくら嫌だなあと思っていても、梅雨や台風をなくすことはできませんよね。

だからといって、ただ単に耐えるということを、ぼくはおすすめしません。

 

耐えずに、対処しましょう!

 

 

確かに、個人の力で気候を変えることはできませんが、

自分に合った対処法を見つけて実践していくことで、不調を軽くしていくことはできると思うからです。

たとえば、「気象病」「対策」などのワードでネット検索すると、手軽に試せる対処法が出てきます。

そしてもうひとつ。

冒頭にも書きましたように、五月病をなんとなく放置した結果、体調が悪化し、適応障害と診断されるケースを多く見てきました。

 

異変を感じたら、できるだけ早めに医療機関を受診するなり、心理カウンセラーに相談するなりのアクションを起こしていただけると良いと思います。

では、今日はこのへんで。

お読みいただいて ありがとうございました。

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この記事を書いているのは…

井上 太一(いのうえ たいち)/心理カウンセラー

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