ご訪問ありがとうございます。
心理カウンセラーの井上太一です。
毎年3月11日前後は、同じようなことを書いています。
あの日——2011年3月11日の東日本大震災の発生から明日で13年。
あの日・あの時、ぼくはゲシュタルト療法の講座の真っ最中でした。
ぼく自身は無理をすれば帰宅できたのですが、受講者の方々の中には(交通機関がストップしてしまったために)帰宅が困難な方もいらっしゃったので、ご一緒に講義室に泊まり込み、夜を明かしたのを思い出します。
この震災で亡くなった方は12都道県で計1万5900人、行方不明の方は6県で計2520人に上るそうです。
これだけ多くの方が、あっという間に命を落とすということについて、なんというか、言葉が見つかりません。
ただ、13年といっても、一日一日の積み重ねです。
今、この世に生を得て生きるぼくたちは、毎日を懸命に、時には必死に生きている。
今年の元日には、能登半島で地震がありました。
世界に目を向ければ、さまざまな所で戦争が起きている…。
☆
心理カウンセラーという仕事がら…と言っていいのかどうか分かりませんが、「死にたい」とおっしゃる方に出会うことが多いです。
自殺未遂をした直後の方ともお会いしたことがありますし、
自ら命を断つという形で、一方的にぼくの前から去って行った方もいる…。
「生きようと死のうと、私の勝手でしょう」とおっしゃる方もいます。
確かにそうかもしれませんが、あなたが自ら命を絶つと、悲しみ、心に傷を作る人が、あなたの周りにきっといる。
そんなことをお伝えできたらいいかな…。
では、今日はこのへんで。
お読みいただいて ありがとうございました。
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この記事を書いているのは…
井上 太一(いのうえ たいち)/心理カウンセラー
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