こんにちは！
心理カウンセラーの井上太一です。
今日は、天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」がおこなわれました。
おめでたい日ですから、このブログも今日は 暗く重たい話は避けたいと思います。
人間の脳には、これまで体験した様々な出来事が記憶されています。
今すぐには思い出せなくても、なにかの拍子に思い出すようなことも含めて、膨大な量のことが記憶されています。
その出来事はすべて、五感覚をともなって、脳に記憶されています。
五感覚。
すなわち、
視覚
聴覚
触覚（体感覚）
嗅覚
味覚
です。
カウンセリングにお見えになる方は、なんらかのお悩みや心身の不調を感じてお見えになる方が多いという印象があります。
そして、過去の失敗、上手くいかなかった怒り、思いどおりにいかなかった悔しさなど、ネガティブな体験を語る方が多いです、ぼくの経験では。
しかし、ちょっと考えてみてください。
人間は誰しも、嫌な経験をしています。
しかし、素敵で楽しい、充実感に満ち足りた、幸せな体験もしているはずなのです。
そうした経験もまた、五感覚とともに、脳に記憶されているのです。
☆
例えば、今日の天皇陛下のパレードを大切なご家族と見に行ったとします。
この出来事は、
陛下のお車が通る時、子どもを抱き上げて見やすいようにしてあげた。
その時に感じた子供の体重と温もり。
あ～、こんなに大きく重くなったんだと腕に残る感覚。
国旗を振る我が子の楽しそうな表情。
「わぁ～！」という子どもの声。
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そういった感覚とともに、脳に記憶されるわけです。
こうした かけがえのない体験というのは、日々バタバタしていると忘れがちですが、ふとした時に思い出したりしますね。
ちゃんと脳に記憶されているからです。
カウンセリングにお見えになる方も、辛く嫌な体験を口にする方が多くいらっしゃいます。
しかし、素敵な体験もされてきているはずなのですね。
その時の感覚を、脳内の「記憶の引き出し」から、好きな時に引っ張り出してくることが出来たら、どうでしょうか？
目の前のいろいろなことを、少し楽しく自信を持って ラクに回していけそうな気がしませんか？
こうした記憶と感覚を呼び起こす心理ワークをおこなうことが、最近どういうわけか多くなってきています。
ご興味のある方は、ご連絡ください。
では、今日はこのへんで。
お読みいただいて ありがとうございました。
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この記事を書いているのは…
井上 太一（いのうえ たいち）/ 心理カウンセラー
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