役所広司さんが出てるので観てみました。
ほぼ2時間の長編ですね。
陶器職人として一人山里に暮らす神谷誠治(役所広司さん)を、仕事でアルジェリアに赴任中の息子・学(吉沢亮君)が、婚約者ナディアと共に訪れる。
一時帰国した学は、結婚を機に仕事を辞めて陶器職人になるというが、誠治はそれに反対する。
一方、誠治が暮らす隣町の団地に住む在日ブラジル人のマルコス(サガエルカス)は、以前助けてもらった誠治に亡き父親の面影を重ねていた。
日本の在日ブラジル人のマルコスが半グレから逃げてきたところを助ける誠治=役所広司さんと息子の学=吉沢亮君。
まさかの社会派でした
在日外国人と半グレを中心に展開していくのかなと思ったら、そこでまさかのナイジェリアへまた仕事で戻る誠治の息子と婚約者。
しかもテロに人質にされてしまうという何年か前にあった事件と同じ流れになります
そのことで何か日本でバベルって映画みたいに、
どこかで繋がってて関連とかしていくのかな~~と思ったら……
まさかの一切ないですね!
テロのことはバッサリ終わります
えっ何も関連していくものがなかったらそれ最初から入れる必要なくない? てなりました
やっぱりね~~半グレと在日外国人の社会派だけにしておけば良かった気がしましたね
マルコスとエリカ、結構日本語上手くて良かったです
榎本海斗=MIYAVIは余裕なところがこれまた怖かったですね
その過去の事故のことで在日ブラジル人を憎むところとか非情過ぎて……
誰か何とかして~~てなるぐらい仕方ないんですけど嫌な奴でした
でも普段は良いパパさんらしいので、榎本海斗のことが嫌いでもMIYAVIのことは嫌いにならないでくだっさい
松重さんはちょっとだけ出てて威圧感はさすがです
役所広司さんと佐藤浩市さんはやっぱり締めてくれる~~となりました
後半になればなる程、最悪な結末しか浮かばなくて……
後味悪いかと思っていましたが……
でも、でも……最後はまさかの不覚にも泣きました
役所さ~~~~んてなりましたね
なのに、吉沢亮君のことどこかに置いてきぼりになり、そこさえ無ければこの映画もっと良くなっていたのにもったいないなとなりました。
やっぱりテロのところいらんかったと思いますね
マジおしい、もったいないです
変な話、矛盾してますが良い映画でした