今回のレビューは長いですっ
イラだつことイラだつこと
そして菊地凛子ちゃんに対してはマジで~~と驚愕の連続でした
町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとするが、神は快く思わず人々に別々の言葉を話させることに。
すると人々は統率がとれず、全世界へそれぞれに散っていった。
言葉が通じない、心が通じない世界における人々をそれぞれ描かれている。
その通り言葉が通じないやら、心が通じないことが生じていましたよ
モロッコでは、父親が裏売買で手に入れたライフル銃を、ジャッカルから羊を守る為に渡された兄弟。
羊の遊牧に出た時に思わず、射的の腕を競うことになり、遠くに見えたバスを標的してしまう弟。
その観光バスに乗って、夫婦で旅行に来ていたアメリカ人のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイトブランシェット)。
スーザンは窓際にいた為、銃撃で負傷してしまう!
観光客共々近くの村に行き、救助を求めるがなかなか助けが来ず……
そうしている内に、そのライフル銃はモロッコに来ていた日本人の観光ハンターであることが判明。
日本まで話がとび……
ろう者のチエコ(菊地凛子ちゃん)と父親(役所広司さん)は、母親を自殺で失くしている。
ある時、警察が父親を訪ねにきて、チエコは母親の死因の事情聴取に来たと勘違いしてしまう。
アメリカ、メキシコでは、リチャードとスーザン夫妻の子供の世話をするメキシコ人の使用人のアメリアは不法就労者。
故郷で息子の結婚式にあるが、リチャード達の旅行中のトラブルで帰国出来ず、困るアメリア。
どこにも子供達を預けられない為、アメリアは子供達を連れて結婚式に同行させる。
式の後、甥のサンティアゴが3人をアメリカに届けようとするものの……
検問所で子供達を不法に連れ込んだと見なされた上、飲酒運転が見つかりまさかの強行突破してしまうサンティアゴ。
途中、アメリアと子供達は荒野に置き去りにして逃げてしまった。
とまあ、それぞれの話が展開していきます
いろんな国で言葉の壁だったり、権力の壁だったりといろんな壁に突き当たっていましたよ。
タイトルがバベルだけにそうなるし、判りますがまーイラだちますね~~。
1番気になる状況は、リチャードとスーザン夫妻で、特に負傷していつまでも手当てがちゃんとされない状況におかれたままのスーザン。
観ているこちらは、早く助けろよとイラッとしますよ
なのに別の展開になってしまい、ちょっとーとなりましたね
日本部分は、最後ぐらいでやっとモロッコと通じますが、チエコの父親、役所広司さんがライフル銃をモロッコでプレゼントとしちゃったって……
フツーあげるてかライフル銃って外国への持ち込みどうやったわけと謎でしたけど
その銃を更に子供に与える父親もどうかと思うし……
そのせいでお兄ちゃん、とんだとばっちりを食らうし、やるせなさ過ぎでした
でアメリアは荒野に置き去りにされて、助けを求めるけれど、まさかの警察の車で……
その時、必死に子供達を助けて欲しいとアメリアが訴えているのに、アメリアを逮捕することしか念頭にない警察官にまたイラだちましたね
でやっとアメリアの言うことを聞いてくれて、子供達を探しに行くと居なくて……
ええ~~てなりましたけど
後で見つかったってなってはいたけれど、私としてはそこで見つけて欲しかったですね
子供達がいつも悲惨な状況におかれる話な気がしましたけど
で日本の……ろう者のチエコは、メッチャビックリしましたけど……
言葉が通じないからって、性的欲求をもてあましてるからって……
出演していた半分以上、下着履いてませんでしたけど
あとはヌードでしたし、かなりビックリした私です
当時見ていたら、菊地凛子ちゃんに対してどういう印象になっていたのか……
ノルウェイの森が最初でやっぱり良かったのかもしれません
これは何というか賛否両論じゃないですかね
良いとも悪いとも何とも言えなくて……
でもいろいろラストが気になったから観たけれど、で何とかおさまったけどモヤッとする映画でしたね。
まー監督がレオナルド・ディカプリオをオスカーに導いたレヴェナントと同じ監督なので、メッチャ社会派です