お正月県内、夜中にOAしていた映画ですか。
日韓合作の1時間50分ぐらいです。
作家として成功を収めた50代の松村涼子(中山美穂さん)は充実した日々を送っていたが、ある日アルツハイマー病だと発覚し、
自らの死と向き合うために小説以外のことに挑戦しようとする。
大学で講師を始めた彼女は、学校の近所の居酒屋で韓国人留学生チャネ(キム・ジェウク)と出会う。
チャネは、彼女の執筆活動をサポートすることになり……
合作ものってあまり成功ものがないように感じて、しかもみんな評価が標準なのでフツーかーという感覚でほぼ期待せず観てみたら……
あまり急展開などやっぱりありませんが、だんだんこー見入ってしまう何かかがありました。
本棚が色別になっていたり……
ラブラドールがかわいいな~~とか
中山美穂さんのコーデがいいな~~と、ノースリーブのワンピとか両袖の長さが違っていたり……
似合うんですよこれがまた
それに相まって50代、しかもお母さんだとは思えない美貌が凄いです
韓国留学生のチャネ=キムジェウクも最初、報酬をすぐスロットとかにあてて、最初は微妙でしたが……
だんだん涼子=中山美穂さんと関わっていく内に、こー距離がだんだん縮まっていきます。
特にアルツハイマーの初期頃、とうとうドアを開けっ放しにしてしまい、犬が居なくなってしまいますよ
私も犬どこ行ったて心配したけれど、犬よりそのことでチャネとやっぱりなことに……
観ていたら、私の頭の中の消しゴムを思い出しましたね。
だから、チャネのせいじゃないのに辛くあたられたりしてしまいます
でも、チャネは一心なのですよ
後半、涼子はある決心をしますがチャネに相談せず勝手に決めてしまいます。
まー結局、涼子はアトリエ兼家を出てしまう当日、チャネが何も言わずにちょっと離れた場所から無言で涼子を見ているところから何か目が離せなくて……
ラストはちょっとあり得ないようなあり得るような展開が待っていたけれど、
でも何て言うか最初はうるうるするだけでしたが、やがてポロポロしてきて……
不覚にも泣けました
あなどっていただけに思っていた以上に良かったですね
どうやら、ジャンヌモローのデュラス 愛の最終章をモチーフにしたそうで……
監督が原案、脚本も手掛けたそうでそれが、中山美穂さんとキムジェウクと良いケミストリーになったみたいですね
たまたま私は波長が合ったのかもしれませんが……