黒澤明監督生誕110年、三船敏郎さん生誕100年、NHKで羅生門 | いろいろしぃーのブログ

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黒澤明監督の羅生門ですね口笛

あー実はもう見終わっていましたが、何だかんだあり今頃になってしまいました~~。

やはりなモノクロですが、デジタル完全版、(昭和25年)

スタンダードサイズなのでテレビより幅が狭いですが、見やすくなっています。
平安時代、羅生門の下で雨宿りをする下男。(上田吉二郎さん)

相手に、旅法師(千秋実さん)と杣(ソマ)売り(焚き木の販売業者)(志村喬さん)が奇妙な話を語り始める。

京の都で悪名高き盗賊多襄丸(タジョウマル)(三船敏郎さん)が山中で侍夫婦の妻(京マチ子さん)を襲い、夫(森雅之さん)を殺害したという。

だが、検非違使による調査が始まると、盗賊と妻の証言はまったく異なっており……

あえてカラーにしてみました。(大体なのでしっかりは再現出来てません)


ベネチア映画祭グランプリ(金獅子賞)とアカデミー名誉賞(外国映画賞)を受賞!

(ええっ!?凄いんですねーこの映画びっくり)

1時間半で見終われます。

まー、元が芥川龍之介の短編の羅生門と藪の中の組み合わせなので、それでも長くした方なのかもしれません。

出演者は、三船敏郎さんと京マチ子さんのふたりしか判りませんよアセアセ

しかもそりゃあ当たり前なんですけど、三船さんも京マチ子さんももの凄ーく若いですポーン

京マチ子さん、メッチャ平安顔でした。

その後ぐらいの京マチ子さんは、羅生門の頃とは違ってメッチャイケ女…というかお美しい写真に驚愕しましたよガーン

しかも京マチ子さん、去年亡くなられて……丁度その時90歳だったので、三船敏郎さんと大体10ぐらい下だったんですねーびっくり

あ、全然話の内容に入っていけてませんでしたm(._.)m


場面の中心は羅生門ではありますが、老婆は一切出て来ません。

そこで雨宿りをしていた3人の男衆が盗賊・多襄丸(タジョウマル)の話をそれぞれするところから、羅生門から藪の中の話に移っていきますキョロキョロ

結局、誰の言うことが正しいのか判らなくなっていくということですが、最後辺りの証言がなかなか面白くて印象に残りましたよびっくり

妻は多襄丸に辱しめを受けながら、夫の縄を解くと、夫からは自害しろと迫られますが、妻は笑い出します。

男達の勝手な言い分をののしり、まさかの夫と多襄丸を殺し合いにたきつけますよ。

そこの戦いに慣れない2人が無様に斬りつけあうことになりますが、なかなかの奮闘ぶりな上長く感じましたねアセアセ

まるでレオナルド・ディカプリオのレヴェナントで、

熊と奮闘しているぐらい違うな、ほぼ熊にやられている様を見せられているのを彷彿(ホウフツ)とさせるぐらい長く感じましたよアセアセ

そして再び、羅生門の3人にと場面は移ります。

旅法師は世を嘆き……

そしてラストへ向かうわけですが、老婆の代わりに意外なラストが用意されています。

まーいろいろ映画を観ていると、こんなことは大した展開ではないかもしれないけれど、本来の羅生門よりはこー…何ていうか良かったですねーニコニコキラキラ

未来が見えるというか、希望が見えるというか……

ちょっと言い過ぎかもしれませんが。

羅生門、一瞬老婆を殺した外国の文学とゴッチャになっちゃった私でした~~アセアセ

そちらは、ドストエフスキーの罪と罰でしたよショック

ヤバイな、黒澤明監督の映画にはまりかけてますけど~~タラータラータラー