たい・じろうです。
真ん中から根源のメッセージをお伝えします。
「あなたは何のために生きますか。 」
「あなたは自分自身をどんな存在であると思っていますか。 」
これらは、自分自身の生き方や存在を問う本質的な問いかけです。
このような本質的な問いかけは、今後、地上の全ての人たちに等しく内側から発せられていきます。
今まで、人類全体で一つの共同幻想を体験するために、内側からの命の声はかき消されてしまい、外側の世界に意識が向いている状態にありました。
これは自分の内側の闇という幻想を超えて、根源の光に目が向くことを遠ざける分離のマトリックスの力が強固に働いていたからでした。
なぜ、元々存在しなかった闇が生まれたのでしょうか。
そもそも闇とは何でしょうか。
今、新たな地球での活かしあいの社会を構築していくために、闇の本質を理解しておくことが大切です。
闇に恐怖を感じるのは、その闇が幻想ではなく実態があると思い込んでいるからです。
いよいよ、古い分離のマトリックスが機能停止になるために、一人一人が闇の本質を理解し、真実の光を思い出す時が来ています。
この宇宙での闇のはじまりは、一つの欲求から生じました。
その欲求は別の言い方をすれば、好奇心とも言えます。
その欲求とは、
「自分が他の存在よりも優れた、自分だけが特別な存在でありたい。」
という特別な優越意識でした。
それ以前まで、一つの源の意識を全ての存在が共有し、役割の違いはありましたが、存在自体の価値の優劣という相対価値の概念はありませんでした。
しかし、特別優越意識が生じたことで、それを体験する幻想のマトリックスが創造されることになったのです。
自分が他の存在よりも優れた存在であることを示すためには、自分よりも劣った存在が必要になります。
そうして本来、絶対的な存在価値だった源から、相対価値という分離の世界が現象化することになったのです。
これが根源からの分離という幻想であり、闇が生まれたはじまりでした。
今、この長く続いたドラマが終わりを迎えようとしています。
これまでに地上において何度も、分離の相対価値世界の終焉の機会はありました。
しかしこれまで、人類が内側の絶対的な価値、つまり、自分自身が根源であることの悟りを得る体験は極少数だけで終わり、全体での覚醒体験に到達しなかったのです。
今起きている地球でのアセンションがこれまでと大きく違うのは、地球という表現場自体が変容することです。
地球は重たい波動の表現場ではなく、今までよりも軽い表現場に変わっていきます。
そのため、新しい地球で人類が生活を営むためには、一人一人の意識と社会システムをアップデートさせていく必要性があります。
今回、宇宙はこの地球のシフトに基づく、人類全体の意識のシフトを長いこと準備してきましたが、そのシフトは成功の方向で進んでいます。
つまり、人類全体の意識の上昇が大きく進展しているといえます。
ただ、この大いなるプランがより美しく、より軽やかに実現するために、一人一人の内なる根源との融合の拡大が最も重要なことになります。
それは、古い相対価値に基づくマトリックスから抜け出し、本来の絶対価値である根源の自分を思い出すことが、新しい地球の表現場のエネルギーグリッドを構築することになり、全体のシフトにおける安定を生みだします。
逆に、自分が他者より優れた存在でありたいという幻想や、他の者よりも劣った存在であるという思い込みは、分離の相対価値のマトリックスに再び力を与えることになります。
いよいよ、人類の集合意識は次の段階に進みます。
古いマトリックスは役割が終わり、その力を失っています。
次の段階は、これまでの相対価値の戦いの中で作った傷や疲れを癒すことです。
もう誰とも戦う必要はありません。
今は、自分自身の本質を見つめ、長い戦いの後遺症を癒してあげてください。
次のステージが始まっていきます。
自分自身の無条件の存在価値を認め、存在レベルで深く癒され、その上で一人一人が内側から湧いてくる魂のビジョンを発信し、共鳴を生み、具現化していくことです。
長い長い忘却による分離の戦いが終わりました。
今、人類の集合意識は自分自身を深く存在レベルから癒す段階に進んでいます。
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