２番目に大きい会社の来期決算に不安があります
その理由は・・・
数か月前
PM業者「店子さんから解約の相談がありました」
私「ギェーーーー、あそこはまずい」
大型の店舗区画です、契約が古いので敷金を６千万預かってました
（古い契約程、敷金預かり金が多い傾向があります）
退去すれば６千万を返さないといけません
キャッシュで６千万でていく・・・しんどい
会社のお金に色はついてません、敷金預かり金も運転資金も同じ口座に入ってます
返せるようにはしてますが、一気に６千万の預金がでていくのはきつい
私「よし、いつもの手でいこう」
PM業者「またあの手法ですか」
私「そう、あの手法」
それは、原状回復を現金精算すること
店舗の場合は、原状回復をしても次に入るテナントさんが内装を変更します
もしかしたら、原状回復工事が余計な工事になる場合があります
当社のメリットは
・原状回復でかかるであろう費用を計算して精算、敷金を返す金額が少なくなります
店子さんにもメリットがないと交渉できません
店子さんのメリットは
・原状回復工事を現金で精算するため、工事実施がないので解約を早められる
・実際の工事をしないので現場管理費などの出費を抑えることができる
店子さんも現金精算にする事で費用を抑えれます
お互いメリットがあるので
何度かこの手法を使ってます
・・・・・・・
税理士「それで、６千万預かってるのに１銭も返さなかったんでしょ」
私「もっとです、原状回復の見積もりが６千万以上だったので差額で現金をもらいました」
（１千万以上の追銭をもらいました）
税理士「こんなことをしてるオーナーいないですよ」
私「そうかな？でも６千万の身銭は会社からでなかったけど税金がかかるでしょ」
返さなかった６千万は税法上は当社の利益になります
（詳しくは税理士さんに聞いてください）
売り上げが６千万増えると税率３５％で計算して約２，１００万の納税が増えます
（実際はもらった１千万にも税金がかかります）
税理士「それでもトータルで考えたら得じゃないですか」
私「そうなんだけどね」
来期の決算対策のためには、今期中に物件を購入した方がいいです
（経費がかかる事をしないといけません）
ああ、来期の決算・納税は大変です
・・・・・
ここから雑談
税理士「あっ、そういえばお父様ですが」
私「親父がなんかした？」
税理士「１番目に大きい会社と同じで役員借入金の返済やって言って２６００万ほど会社からお金を持っていってます」
（ということは、本当のキャッシュフローは４千万超です）
私「あのやろ～」
私の倍以上の給料（最高税率です）をもらってるのに、どんだけ浪費してんねん
会社で一番対策しないといけないのは
創業者の親父対策です
税理士「２代目はみんな悩んでますよ」
私「まあ、創業者は言う事聞かないからね」
税理士「・・・・・」
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