今日は、他の人に説明してもリアクションが薄いですが
私がツボにはまったお話
・・・・・・
Aさん「当社、今年で７０周年になります」
私「へぇ～、長く続いているんですね」
企業によりますが、周年で会社として対外的に色々と企画する企業さんがあります
社史を編纂されたり、イベントをされたり、記念品をつくられたりします
（私もサラリーマン時代にやりました）
Aさん「こちら、当社が７０周年記念にお客様にお渡ししてる粗品になります」
私「あら、わざわざすいません、７０周年なんで気合の入ったものなんでしょうね」
Aさん「いえ、全然違います、たいしたものではありません、絶対期待しないでください」
私「謙遜されてますか、そんな変なものじゃないでしょ」
Aさん「長く使っていただけるカレンダーというか・・・なんというか・・・」
デジタル時計？かデジタルカレンダー？、なんだろうか
・・・・・・
面談が終わり机に置いてると会社にきた親父が見つけます
親父「なんやこれ」
私「ああ、○○会社さんが７０周年記念でもってきはった」
親父「わしが貰う」
親父は８１歳、物欲の塊です
会社に送ってこられたものをほとんど家に持ち帰ります
この会話のあと私は来客者の対応をしてました
来客者が帰られます、親父も家に帰りました
私の机の上に７０周年の粗品が置いたまま
私「あれ、親父は持ち帰れへんかったんかな」
事務員さん「中を開けてましたが、いらんと言って置いて行かれました」
私「物欲の塊の親父が必要なかったもの」
なんだろう、家に持ち帰ります
私「なんか、カレンダーとか言ってたような」
中をあけると
（先方の社名は黒塗りしてます、ここに７０週年と会社名が書いてあります）
私「なんだこれ？」
カレンダー？１日の日が土曜日になってます
単月のカレンダー？そんなものを渡すか？、その割には装飾もシンプル
と思い少しさわると
中の黒い紙が動きます、この黒い紙を動かすと
１日が木曜日になりました
（ずらせば、１日を何曜日にもできます）
中の黒い紙を動かす事で曜日と日付を自由に設定できるカレンダーです
私「・・・・・えっ」
なんで！！！
このデジタルの時代にこんなアナログな商品を
そして、アナログ時代の親父も必要ないと思うような商品を
しかも、それをわざわざ７０周年のタイミングで
私「わざわざ７０周年で、このセンスは・・・」
私だけですが、爆笑してました
なんでこれなんだ
・・・・・・
予算の関係もあると思うのですが
７０周年というおめでたい事柄とその緊張感の割に、でてきた商品がアナログすぎてギャップがありました
その緊張と緩和が私に爆笑をもたらしました
従業員はみないらないというので、私が使ってます
なぜか、私はツボにはまりました
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