引渡し後の分譲マンション、訪問販売に騙された理由と入手方法のお話② | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

続きです

 

私「ちょっといいですか、誰の許可をとってマンション内に入って営業してるんですか、しかも当社の名前をだしてませんか、当社の誰から許可を・・・」

 

業者の姿をみました、騙された人の言ってた通りです

 

手にはこの物件の図面集(マンションの図面集・各お部屋の間取り集です)をもってます、腕には販売スタッフの腕章をしてます

 

業者「○○○(売主の会社の名前)の許可を貰って訪問してます」

 

と嘘を言って訪問、契約者は図面集を持ってるのを見て、相手の嘘を信じてしまいます

 

しかし、どこでマンションの図面集を手に入れたのか?、マンションのモデルルーム来場者にしか渡してません

 

営業「あっ、TAIさんこの人は」

 

私「どうした?」

 

営業「お客さんとしてモデルルームに来場した人です、私が接客しました」

 

私「なに!!」

 

客のふりしてモデルルームに来場し図面集を入手、マンションが竣工・引渡し後にこの図面集を使って嘘をついて物を売りつけてます

 

これは、計画されてたこと悪質です

 

私「誰の許可をとってるんですか」

 

業者「いや、許可はない、けど商売するのは自由やろ、なにか問題あるのか」

 

私「問題だらけやろ、当社の名前をかたってますよね契約者から聞いてます、それに許可なくマンション内に出入りしてますよね、それに図面集をもって腕章をしてます、かなり悪質です」

 

業者「・・・・・」

 

押し問答になりますが、この状態で営業させるのは許可できないので追い出します

 

その後、各営業から契約者にこのような業者がマンション内を出入りしてます、当社は一切紹介してませんと連絡します

 

購入された方にはクーリングオフの案内をします

 

マンション内掲示板には業者に対する注意文を貼ります

 

この業者は、これで来なくなりますが

 

・・・・・・

 

別現場の営業「あっ、それ、同じような事がこっちの現場でもありましたよ」

 

大きな組織なのか、他の竣工現場でも同じような事があり、被害がでていました

 

これ以降の竣工マンションでは

 

案内「引き渡し後、当社の名前をかたり物販業者が来る場合がありますが、当社とは関係ありません」

 

の案内をだすようになりました

 

・・・・・

 

昔は、資料請求を電話や郵便でされても図面集は渡してなかったんです

 

部数も限りがあるし、資料を渡すときに営業ができるので来場者以外渡してませでした

 

なので、業者が図面集を入手するのは来場するしかありませんでした

 

今も、こんな業者がいるかな?

 

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