毎年1月3日は
高校サッカー部の
現役とOBが一戦交える
初蹴りというのがある
今年はオーバーヘッドしすぎて
胸の肋骨を負傷したみたい・・・
まぁ~1年に1回しか
球蹴らんのんじゃけ
しょうがないけど
で、その初蹴りが終わったら
まだ大学生になったばかりの
新卒ほやほやなOBから
年寄りOBまでが
一堂に会して
近況を報告しあうんじゃけど
もう最近じゃ
その若い大学生の話を聞くと
うちの娘より若いけ
不思議な気がする
自分の子供よりも若い奴らと
こうやって交わる時代になったんじゃの~~
って
でも、そんな若い奴らの話を聞いていても
興味をそそるネタがないのが残念じゃ
彼らのような若い奴らから
成功事例なんて聞くつもりはない
わしは聞きたいのは
若いときにしかできない
突拍子もない
失敗した話
これが聞きたい
うちの娘がイギリスにおるとき
後からチャリンコで
引ったくりにあったらしい
それが娘的には
どうしても腹が立って
許せん
って思ったらしく
次の日から
ヒールをやめて
スニーカーしか
履かんかったらしい
その理由は
もし次ぎあったら
走って逃げるためかと思ったら
そうじゃなくて
次にそいつにあったら
絶対に捕まえたろうとしてたみたい
結局捕まえることはできんかったらしいけど
わしらおっさんが
若い奴らの話を聞いて
食い入るように
前のめりになってしまう話しは
そういう
若いときにしかできない
笑える話!
成功話よりは
笑える失敗の話のほうが
わしらおっさんには
一発で好印象を与えることができる
でも
この失敗話も
常識にとらわれとったら
絶対に経験ができんこと
常識の範疇で生きていたら
絶対に
こんな失敗なんかしないから
常識を逸脱した
経験値こそが
歳食ってから
大きな財産になる
だから、お前らも
ええ大学に行っとるかもしれんけど
そこで、他の学生と同じことしとったら
いつまでたっても
烏合の衆から抜け出せれんぞ
とにかく
何でもいいからチャレンジして
成功を収めるんじゃなく
いっぱい失敗して来い!
って彼らに話をした。
でも、ホンマ最近の若い子には
こういう度肝を抜くような子が
おらん過ぎるように思う
これも、親のしつけなんかね
親が子供の生き方に
口出し過ぎなんじゃと思うんよね
親が子供をダメにしとる
子供なんて
親の助けがなくても
立派に生きて行くんじゃけ
ほんま
大手の採用担当の人なんて
こういう
可もなく不可もなく何もない
そんな学生とばかり
面接せんといけんのんじゃけ
そりゃそれで
大変じゃろうね・・・
未来ある若人たちよ
いっぱいいっぱい失敗して
人生の引き出しを作りんさいよ
ほんじゃまた