vol.1754
今開催中の
【小学5年生でも分かる 単純明快経営塾】
の14期生の中に質屋さんがいる。
しかも、2代目候補の人
彼の歳は20代後半
そんな彼に
今のお店のお客様を
頻繁に利用してくれる
理想と思われるお客様を書き出してもらったら
全てが50代以上の
年配のお客様ばかり
これは、彼のお父さんである
現在の社長さんのお客さんが多いから
社長さんと同じだけ
お客さんも年をとっていき
高齢化している現象もあるけど
今の若い子達の常識の中に
質屋
っていう概念がないんじゃないか
質屋って言う商売を
わしが知っとる知識で簡単に書くと・・・
自分が大事にしていた時計などを
その質屋に持っていって
その質屋さんが査定した金額を
時計と引き換えに受け取る
ここまでだったら
今流行の
ブランド品などを高価買取する
買取り屋と一緒じゃけど
この質屋って言うのは
一度買いとってもらった時計を
ある一定期間の内なら
借りたお金を返せば
預けた時計が
自分の手元に帰ってくる
そういうシステム。
もっと簡単に言えば
今日飯を食う金がないから
とりあえずこの時計と引き換えにお金を貸りて
明日にはお金を持っていって
預けた時計を返してねもらう。
こういう一時的なお金を作るところ
っとこんな感じじゃけど
そんな質屋さんを
彼は2代目として継ごうとしている。
基本的には
中小零細企業ってのは
その経営者の歳と同じ様な客層になる。
ということは
今現在20代の彼が経営者になったときには
彼と同じ年代の客層にならんといけん
では、彼と同じ年代の人たちの頭の中に
どれだけその『質屋』という
システムがあるのか・・・
ちょうど今の14期生の中に
もう1人20代の子がいたので
その彼に、質屋について聞いてみたら
「質屋って言う名前も
そんなシステムも
はじめて知りました」
っと・・・
この先、どうして行こうかね・・・
今の若い子の現状は
一時はよく使っていたブランド品なども
お金になるうちに売り払ってしまって
また新しいブランド品を買えばいい
わざわざ買い戻すなんて
そんな面倒な事はしないのかも・・・
皆さんなら
質屋と買取り屋
どちらを利用しますか
ほんじゃまた