vol.1648
目先追い始めたら
そのビジネスは終を迎える!
先日の1dayコンサルで話した内容なんじゃけど
商売をしていたら
どうしても売上という栄養素が必要になってくる。
でも、栄養のある食事をとっていなかったり
ろくに飯も食ってないような空腹時になると
目の前に出された食事が
美味かろうが不味かろうが
とりあえずはがっついてしまう・・・
それを見ていた料理人は
「コイツはなんでもがっつく
とりあえず腹が太れば気が済む奴なんじゃ!」
っという評価になり
残り物のような食事しか出てこんくなる
でも、逆に
目の前に出された料理を一口食べて
パタッとはしを止めるようなグルメになると
その料理人は
今度こそ美味いと言わしてやろうと
もっと腕を奮って
いいものを出してくるに違いない。
だから、商売をしている以上
どんなに腹が減っていても
不味いものを食ったときに
パタッとはしが止めれる
プロのグルメにならんといけん
腹が減っているから
どんなものでもがっつくように
どんな仕事にも
尻尾を振って受けるようになると
仕事を出す側は
「あいつはどんな仕事でもするし
呼んだらすぐに飛びついてくるから便利じゃ」
っていうレッテルを貼られるようになる
先日の相談者も
仕事はホームページなどを制作する
IT関連の方じゃったけど
ホームページならなんでも作ります
これじゃ、なんでもがっつく
安い男になってしまう
ただ、ホームページって言っても
色々なものがあるわけで
官公庁などの硬いホームページを作っている人が
風俗店のいやらしいホームページの依頼
受けちゃいけんじゃろ
確かに、『ホームページ』というくくりでは
一緒かもしれんけど
それを見に来る“人”が違う!
じゃけ、モノを作る人は
匠の技を使って
作り手が納得する作品造りをしたがるけど
このホームページ制作なんてのは
そのページがどれだけ格好よくても
それで満足するのは
それを作った製作者と依頼者だけ
わしの考える
いいホームページと言うのは・・・
そのホームページから
何人のお客さんがいくら買ってくれたか
それしかいらん
だから、どんなお客に何を売るか!
これを分からんとコンバージョンデータは上がってこない!
※コンバージョンとは、そのホームページなどウェブサイトから
どれだけの獲得があったかという成果数値のこと
官公庁のサイトを見に来る人と
風俗店のいやらしいサイトを見に来る人は
求めとるもんが違うんじゃけ
1人の人間が
この両方を作れる訳がないんよ
でもこうやって書きながら
官公庁の真面目なサイトを
日々必要としているような人こそ
こっそりと風俗サイトを愛用しとるかも・・
それならば、この話・・・
ありかも
まぁ~でも、一般的に言うと
餅は餅屋なんですよ!
でも、空腹で目先の仕事を追っかけていたら
こう言うアンバランスな仕事を
頭では分かっていても
いたしかたなくしてしまうんですよ!
こんな、どんな仕事も
金になるけぇっと受けるような奴に
本気で相談なんて出来んでしょ!
多少の腹は減っていても
自分のプロ感が浸透するまでは
武士は食わねど高楊枝!
どんなに腹が減っていても
常に爪楊枝をくわえ
満たされている顔をせんといけんちゅうことよ!
ほんじゃまた