その売上は、何人のお客様でつくられているの? | 集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

私自身がヤミ金などのブラックマネーに手をつけ1億円の借金を作りどん底にまで落ちたアホ社長だった経験値から『成功する経営には何が必要なのか!』これを見つけ出しました。このブログは私以外にも沢山いるであろうアホ社長再生を目的とし切り口鋭く毎日書いています

vol.1569

昨日の同友会は
会員の1人が将来ビジョンを話する

発表例会じゃった。



昨日の発表をされた人は

今の売り上げが年商4000万円


それを来年には6000万円矢印

       サゲサゲ↓
2年後には8000万円矢印

       サゲサゲ↓ 
3年後には1億円矢印


という、年々右肩上がりの
順調なプランの発表じゃった。




けど・・・



そのプランを聞いていても
まったく実現しそうな予感がないへコみへコみ



それは年々2000万ずつアップすると言う
数字のゲームにしか聞こえない。



そこに

年々2000万ずづ上がっていくという
具体的なものが何も見えないから
達成しそうなリアリティーがない・・・




その具体的なものとは・・・




今の年商4000万円を
何人のお客様で作っているのか




それが分かっていないから

1億円の売り上げを作ろうと思ったとき
何人のお客様が必要なのか分かっていない。



3年後に1億円を売り上げる

という数字のプランじゃなく


3年後に○○人のお客様に買って頂いて
気がついたときには1億円になっていました笑


というふうに

1億円が誰のおかげで作り上げられているか


ここに気がついていないから

年商1億年に、まったくリアリティテーがないハッ




たとえば・・・


今の売り上げ4000万円が
500人のお客様で作られているとしたら


パレートの法則で言えば

4000万円の80%の売り上げは

500人のお客さんの上位20%で作られていることになる。



ということは

3200万円(4000万×80%)の売り上げが
100人(500人×20%)のお客様で作られている。


その100人のお客様の
年間購買金額の平均は

32万円となる。



そして、残りの400人で
残りの800万円が作られている。

そのときの年間平均客単は

2万円となる。



これが年間4000万の売り上げ構成だから


年間売り上げ1億円にしようとしたとき
売り上げも、今の2、5倍になっているから

お客様の年間平均購買金額も
2、5倍になるという可能性は相当低いへコみ


なぜなら、今の上得意客の100人が
年間に今の32万×2、5倍=80万
買うようになるとは考えにくい。



ならば、今の現状で

上得意客が年間32万円購買しているのなら
その金額は変わらないと仮説して


1億円の80%の8000万円を
年間平均購買金額32万円の上得意が締めると考えれば

8000万円÷32万円=250人


残りの2000万円を
年間平均購買金額2万円のお客で締めれば

2000万円÷2万円=1000人


上得意250人+1000人=1250人


コレだけのお客様がいて
はじめて1億円の売り上げが作れる計算になる。




ちょっとむつかしくなってきたけど
付いてきてよ・・・・マコ



だから1億円の売上を達成しようとすれば
最低でも1250人のお客様が必要になる。



1250人のお客様を対応するのに


今の店のままでいいのか

今のままのスタッフでいいのか


今のままの商品数でいいのか



こういうことを逆算して
始めて戦略を練ることができる。




だから昨日発表した社長さんは


3年後に1億円


というのが

ただの数字遊びにしかなっていないから
自分自身もリアリティーがないんじゃろう・・・



目標売上〇〇円

これも大切じゃけど



その〇〇円を

何人のお客様で達成するのか


ここを考えんと始まらんよ


ほんじゃまた