常連客をとりこにし、クチコミまでさせてしまう物 | 集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

私自身がヤミ金などのブラックマネーに手をつけ1億円の借金を作りどん底にまで落ちたアホ社長だった経験値から『成功する経営には何が必要なのか!』これを見つけ出しました。このブログは私以外にも沢山いるであろうアホ社長再生を目的とし切り口鋭く毎日書いています

vol.1398

わしの商売の基本は


商品を売るんじゃなく
自分自身を売る



というのをずっとやってきた。


だから、タイ・アンド・ギーという洋服屋でも
顧客管理だけは徹底的にやっていた。


一人のお客さんが
過去にどんな服を買って帰ったか

その生地も貼り付けた

カルテ

のような物を作って管理していた。



だからそのお客さんが来店しても

マコ 「今日買ってくれたスーツには
     このシャツと、このネクタイがええけど

     このシャツと、このネクタイなら
     この前買ってくれた
     ブルーのストライプのスーツに合うけぇ


って、以前の購入履歴まで頭に入れて接客をしていた。


そしてそのカルテには

そのお客さんの

パーソナル情報

バッチリ載っていた。


チェック どこの中学校出身で

チェック  どこの高校出身で

チェック  うちのお客さんの誰と誰がどの時期に
     関わりがあったかまで管理していた。


だからお客さんがうちの店に来ても
商品を選びに来るんじゃなく

ここ最近の近況を話しに来る


そんな感じじゃった。



そしていざ洋服を選ぶときも

わしら洋服のプロの意見しか通らない!



お客さんが自分の目で選んでも
自分の趣味趣向が優先されるので

結局は、いつも同じ傾向の服しか選ばないへコみ


だから自宅のクローゼットは
同じような服ばかりが並ぶようになる。


それじゃ、新たな発見は一生ないガックリ・・・


だから、わしらプロの目から見た
『新しい自分』を発見する選び方を
最優先していた。


そしてわしらの言うがままに買った洋服を
どこかに着て行って

周りからダメ出しを受けるようだと
わしらの信用問題になるハッ


じゃけ、わしらもそこは真剣勝負!



洋服選びなんて

食べず嫌いと同じで

意外に勇気出して食べてみたら
ブチ美味かったバンザイ

みたいな事は意外に多い



こんな感じで

半ば無理やり買わされた
絶対自分では買わないような洋服を
半信半疑で着て外出したとき

周りからの反響が良かったら

もう、わしらの信者になるマコ


でも、それもこれも
お客さんのパーソナル情報を
すべて知っているからできる訳で


お客さんの顔くらいしか知らなければ
絶対にできることじゃないハッ



じゃけ、わしがやっていた
ボーイズバーやキャバクラやレストランでも

お客様のパーソナル情報は
これでもかというくらい管理していた。


フレンチレストランの時なんか

お客さんの顔を見て
常連さんか一見さんか

それくらいの区別は
どの店でも分かると思うけど


その常連さんの

名前や、家族構成や、趣味など

分かるお店は少ないと思うへコみ



じゃけうちのレストランでは

必ず、お客さんを名前で呼ぶ!


というのを徹底していた。



でも、飲食店くらい来店客が多くなると
ある程度、パソコンなどを利用しないとできない。


だから、うちのレストランでは

パソコンのシステム構築ができる友達に頼んで
うちオリジナルのシステムまで作っていた。

飲食店のレジシステムで有名な
東芝テックなんかでも
同じような物は売っているんじゃけど

買えば、100万位する。


わしがラーメン屋をやっている時は
フランチャイズだったので
初期投資に、このテックのレジがセットになっていた。

そこでずっとテックのレジを使っていたけど

所詮、パソコンのシステム構築には長けているけど
いつも事務所のデスクの上で仕事をして
飲食店の現場でお客さんとの会話を楽しんだことがない人が

現場にピッタリ合ったシステムなんて作れるわけがないハッ


だから、うちのラーメン屋で使っていたレジも
なにかと使いにくかった。へコみ



だから、うちのレストランで使っていたのは
テックで買う100万円も無かったのもあるけど

自分の店で一番使いやすい物を
オリジナルで作って使っていた。


どんな物か簡単に説明すると

通常業務で使うレジで
普通どおりレジ会計をすれば

自動的にそのお客さんの
来店履歴に加算されていく。


だから、そのお客さんが

チェック  過去に何回来たか

チェック  どんな物が好きか

チェック  そのお客さんの出身校などなど

そういうものが一発で分かる腕。


このレジシステムの詳しく説明は
今日は長くなるからしないけど


このシステムを最近ちゃんとした
どこのお店でも使えるような商品にしたんです



なぜかというと・・・


わしのセミナーには
飲食店オーナーさんがよく来るけど


どのお店も、一切こういうことをしていない


だから、常連さんといっても
過去に何度店に来てくれているかも分かっていない


ましてや名前なんかも知る由も無い・・・



わしからすれば
不思議以外の何物でもないへコみ



みなさんも普通に想像してみて


よく行く飲食店で

あるお店では

次女B 「いらっしゃいませ」

しか言われないのと


あるお店では

次女 「あっ!いらっしゃいませ!板坂さん
     2ヶ月ぶりですね・・・


どちらの方が気持ちええか
考えんでも分かるでしょ!



チェック  そのお店の常連になってしまうとか

チェック  そのお店をクチコミしてしまうとかって


たったこれだけのことじゃと思う。


こういう事をお店で取り組んでいかんけ

いつまでたっても


価格競争から抜け出せなくなる!



そんな


常連客を離れさせなくして
クチコミをしてしまうレジシステム



昨日、廿日市でお店をオープンする
わしのセミナー卒業生のお店に納めてきた。


その模様はまた紹介するとして


これから、このレジシステムの紹介も
ちょいちょいしていくと思うので

よろしくたのんます!



ほんじゃまた