vol.1168
昨日、わしが
弟のように可愛がっていた奴が
この世を去った・・・
わしは次男で、弟なんかいない。
そして、こいつは長男で兄貴なんかいない。
そんなこいつが
わしのことをずっと
兄貴 兄貴
っと、呼ぶので
弟なんていないわしが
弟のように可愛がっていた。
“やつ” ３８歳
それは、あまりにも突然すぎた。
こいつは、１５日に行われたＷＡＳＨＩの会で
企画委員長として
２０名近くの参加者を盛り上げていた。
それから、たった２日後には
脳死状態になっている。
今は、人工呼吸器を外して
脳死決定をいつにするか・・・
そんな状態らしい。
なんで・・・
世の中には
自ら命を絶つ奴もいるのに
なんで・・・
もっともっと生きたいと思っている奴の
命を奪っていくのか・・・
しかも一瞬のうちに・・・
そんな彼も
わしの言いつけどおり
ブログを頑張って書いていました。
そのブログに、死ぬ２日くらい前
こんな内容を残していました。
親の役割は 子供の人生において
自己に目覚めた頃からは
子供より前に居てはならない。
つまづいてこけることが分かっていても
たまには手も伸ばさずに多少の怪我もささねばならぬ。
落とし穴が見えても 手が届くほどの深さなら
落ちるのも厭わず 引き上げてやる。
何があっても
お前の後ろにいつも居るから
安心しなさい
私は これが 親の役割だと思う。
息子 娘 がんばりなさい。
父も 頑張っている。
なにか、最後を予感していたのか・・・
とにかく熱い男で
単純バカだったが
人には愛されていた。
何でそんな奴の命を奪っていくの？
そんな弟分に
わしらが最後にしてやれる事は
ドンちゃん騒ぎが
とにかく好きだった純仁の為に
最後の通夜と葬儀には
たくさんの人に集まってもらいたい。
正式にまだ決まっていないが
明日 日曜か月曜か火曜です。
みんな忙しいとは思うけど
最後の最後に、集まって
ドンちゃんやっちゃってください。
天国に行っても
大好きな宮大工をやってください。
ほんじゃの