国土交通省が発表した令和6年度の住宅市場動向調査を見て、やはり注文住宅の魅力と現実が浮き彫りになったと感じました。調査対象は、2023年度中に住み替えや建て替え、リフォームを行った世帯。注文住宅を選んだ世帯の住宅取得資金の平均は6,188万円と最も高額で、住まいへのこだわりや将来を見据えた投資意識の高さがうかがえます。

また、注文住宅を建てた方々は住宅に加え、家具や家電などの耐久消費財にも平均159万円をかけており、新生活をより快適に整えるための準備がしっかりされています。これは、単なる家づくりではなく、「暮らしづくり」に本気で取り組んでいる証だと思います。

さらに注目すべきは、長期優良住宅の認定を受けている割合が注文住宅では57.3%と高く、省エネ性能に優れたZEH水準の住宅も15.2%を占めています。これは今後の住宅選びで「性能」がますます重視される流れを示していると思います。

子育て世帯の比率も高く、注文住宅取得世帯の半数以上が子育て中の家庭。家族の成長に合わせて設計できる自由度が、こうした選ばれる理由のひとつではないでしょうか。

私たちT&A Homeも、こうしたご家族の理想を形にするお手伝いをしていきたいと改めて感じました。未来を見据えた住まい選び、今こそじっくり考える時期かもしれません。