今月の頭に数年ぶりに釣り行ってきました。
釣果は0でした。
またリベンジします。
昨日母親からメールが来て、兄がとある日本大会で優勝して世界へ羽ばたくことを知りました、すごい。
仲が悪いわけでもないのに、兄貴のメールアドレスもラインも知らないぞ!と思ったら、文末にちゃんと兄貴のアドレスを添えてくれてたんで、おめでとうメールしときました。
おめでとう。
そういやBAD HOPのニューアルバムが、iTunes総合チャートでちょっとの間1位になっていたそうで。
キックの復活も嬉しいけど、若手が勢いあるってのは夢が広がる実に明るいニュース。
この曲もう大好きですね、またBAD HOPでMeek Mill的なオラオララップ聴きたいなと思ってたので最高でした。
ラジオでも触れられてたけど、確かに言われてみると「A$AP FERG x TORY LANEZ - Line Up The Flex」に似てる気がしなくもない。
まぁそれはともかく、2番目のBenjazzyが特に好きなんですよ。
BAD HOPに興味持ったきっかけも、お呼びでない「Fight Club JP」にいきなり現れて暴れまくったBenjazzyのバースだったもんで。
BAD HOP Benjazzy / Tiji Jojo - Fight Club JP
物質主義、拝金主義って日本では嫌悪されがちだけど、この子達には好きなだけ稼いで良い車乗ってブンブンしてまた稼いでもらいたい。
この「Mobb Life」が入ってるアルバムの初回特典「Cho Wavy De Gomenne Remix」のBenjazzyほんと最高だから頑張ってなんとかして聴いてほしいよほんと。
まぁリアルで、タトゥー入れまくりでギャング上がりの人間とは、自分みたいなビビりなんかは絶対に関わりたくないんだけど超好きでごめんね。
KEN THE 390っていう見た目優男で、歌詞もこの人たちの5千兆倍は一般受けすること歌ってるラッパーも言ってたんですが、むしろ自分が知らない環境で育った人の話とか超面白いじゃないですか、それの典型が映画とかですよね。
共感も一つだけど、自分にないものを持つ他人に憧れたり、自分が知らない世界を知りたくなるのも、また人の性なのかな~みたいな。
あとBAD HOPに関しては、年を追うごとにメンバーが1人、また1人と徐々にいなくなっているのがちょっと気になりますね。
(たぶん2014年くらい)
(Vingoが加入して10人体制に)
(AKDOW(2枚目、左端)がいなくなる)
(DJ KENTA(2枚目、AKDOWの隣)がいなくなり8人に)
何より仲間を愛してやまない、究極完全態マイルドヤンキーのBAD HOPに何があったのか。
広報やメンバーはおろか、ヒップホップメディアも一切それに触れない徹底ぶりが余計気になるよね。
VICEのドキュメンタリーで、自身のタトゥーについて笑顔で語っていたAKDOWを想うとボクはもう。
("BAD HOP"とタトゥーを入れた、AKDOWの拳がジャケットデザインになったコンピアルバム)
上の動画の曲では「この際、自分が9人いるようなもんだし別にいい」とか、「Hendz Up」という曲ではフック(サビ)の部分で「音を上げろKenta」って歌ってるんだけど、DJ Kentaさん8月頃から忽然と消えちゃってるんだよね。
いずれにせよ、ヘッズには知る由もないところ。
メンバーが消えてくうちに、最終的にBAD HOPなのに2WIN状態になったら、申し訳ないけどちょっと面白いかもしれない。
(BAD HOPのT-PablowとYZERRによる双子ユニット、2WIN)
消えていった時のように、気づいたらいつの間にかAKDOWやDJ Kentaが復帰している展開期待してます。
ところで暫定的な「音を上げろKenta」問題の解決策として、彼らBAD HOPやKOWICHIなどの川崎出身ラッパーは、川崎のことをK-townと呼んだりするんで「音を上げろKenta」じゃなくて「音を上げろK-town」に言い換えれば、こっちもモヤモヤせずにライブに集中出来るんではとか勝手に今思ついた。
川崎を盛り上げるぜ的なニュアンスで。
一応補足しておくとK(川崎)-townということですね。
この表現はラッパーがよく使うやつで、アトランタ出身のラッパーなんかだとアトランタのことをA-townと呼びます。
そんで、シカゴのノース・ローンデールは頭文字がKに纏わるものが多いことからK-townと呼ばれており、そのK-townの代表的なラッパーであるTwistaも、当然曲中でネームドロップしています。
こんな具合で、一部の川崎出身のラッパーもそれに倣い「K-town's Homie(川崎の仲間たち)」とか「K's UP(川崎を盛り上げるよ的な意)」とか言ってるわけです。
マイルドヤンキーここに極まれりですね。
ちなみに今や日本のヒップホップを代表するAK-69も、K-town(小牧)をレペゼン(代表)しているラッパー。
さらにちなむと、タイにはK-town Crewというヒップホップクルーがいるそうです。
そんでKorean townもK-townと略しますね。
それから自分の地元も一応K-townになります。
つまり「音を上げろK-town」と歌えば、それだけでシカゴやタイ、そして各国のコリアンタウンを巻き込んだ世界規模の話になりえるわけです。
グローバリズム。
蛇足ですが、Kといえばやはり夏目漱石のこころですよね。
「精神的に向上心のない者はばかだ」
非常に耳が痛い。
"XXXTENTATION"
某日本の熱狂的なXXXTENTATION信者の方曰く、読み方は「エックスエックスエックステンタシオン」が正しいとのことです。
ユリイカという雑誌が2016年6月号で「日本語ラップ特集」をやっていて、その中のインタビュー記事でKOHHがThe Virus And The Antidoteというトラックメーカーを推してたんですよ。
それで自分も気になって調べたら当時出てきた曲がこれ。
これを聴いた当時かなり衝撃だったのをよく覚えています。
「バトルの果ては」の下のほうで、そのことについて無知なりにちょろっと書いていました。
そう、この曲で歌ってるラッパー、いまめっちゃ売れてるXXXTENTATIONでしたっていう。
現在ビルボードアルバムチャート2週連続トップ3入りだよ、バカ売れだよ。
去年聞いた時「かっけー」って唸ってたのは覚えてるけど、さすがにここまで売れるとは思わなかった。
先見の明まるで無し、そしてさすがKOHH。
本物は本物を嗅ぎ分けるってね。
そんなXXXTENTATIONのアートワーク。
冗談でしょって思ったけど、海外のナルト人気マジ侮れないな。
実際売れてるせいで「これはこれでクールなのかな」とか思ってきたし。
KoRnも「バンド名なんてなんだっていいんだ、曲がよければ変なバンド名もクールに感じる」的なこと言ってたし。
アナーキーも「売れたらダサくてもいいんじゃないの?」って言ってたしな、これは違うか。
最近のアナーキーはヘイターの声を気にしすぎだと思う。
"UKのXXXTENTATION"という名のフォロワー、scarlxrdもかっこいい。
フラストレーションのぶつけどころに選ばれたのがバンドじゃなくてラップってのが時代を感じてやや寂しくもあり。
クラプトン御代もこうおっしゃったり。
エリック・クラプトン、ギターの売り上げ減少に「多分、ギターは終わったんだろう」
でもあれですね、こうなると俄然ロック、盛り上がってほしいよね。
世界各国のロックフェスのヘッドライナーの座、ラッパーやDJからぜひ奪い返してほしくはないかい。
聴いてもないメタリカやアンスラックスのTシャツ着てドヤ顔してるラッパーやセレブ共をグレッチでぶってほしくはないかい。
まぁそんな感じでお互い切磋琢磨してほしいなっていう。
ラブ&ピース!
他力本願寺お百度参り。