大谷翔平選手が、リーグを跨いで3年連続4回目のリーグMBPを獲得した。何と、3年連続、4回目の満票での受賞を果たした。メジャーリーグでの歴代受賞回数は、7回でダントツのバリーボンズに次ぐ単独2位。

 とにかく、何から何までが凄い大谷翔平選手は、打者、走者、投手とどこを切り取っても揺るぎない成績を収めた。


 しかし、秀でた成績の裏で目を引くのは、気遣いと紳士的な振る舞いであろう。毎試合、対戦チームの監督に会釈をし、球審とキャッチャーに軽く挨拶をする。また、デッドボールの応酬になった試合で最後のデッドボールを受けた彼は、チームメイトがベンチから飛び出すのを制し、相手ベンチに歩み寄り言葉を掛ける。パドレス戦でスイングの瞬間に奇声を発して邪魔をしたファンの前でホームランを打った彼は、戻って来てそのファンにタッチをする。僕が見逃したシーンもきっと数多くあることだろう。

 小さい頃から野球に親しみ、子供時代、少年時代、高校時代と年を重ねた彼は、野球の実力をつける以外にも人としてあるべき姿を目指していた。小さいマスを掛け合わせたマトリックスに、達成すべき事柄を書き連ねていたのを知らない人はいないだろう。

 その努力の積み重ねと才能が相まって大谷翔平選手が出来上がってゆく。世界で無類の活躍を見せる彼は、これからも階段を登って行くことだろう。


 少年時代に野球界の最高峰である大リーグを夢見た野球少年は、今、世界中の野球ファンに夢を見せ続けている。


 世界一の野球少年はまだまだ走り続ける。


↓ ↓ (大谷翔平くんの存在) ↓ ↓

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