珍しいことに、自分自身で新しい服が欲しいと思った。高い品物などないけれど、服はそこそこあるから、新しい服を買う必要はないと感じていた。Tシャツからボロ、ボタンシャツと軽めの上着はもちろん、パンツもジーパンからコットンパンツ、柔らかい生地のゆるパンまで、夏の装いは十分だと思っていた。
ところがだ。この夏に旅行をしようと妻とあれやこれや計画しているうちに、訪れたことの無い街でおしゃれでありたいという気持ちがむずむずと湧き上がってきた。今回は東日本での4泊5日を考えて予定を精査しているが、なんと言っても軽井沢が気になっている。
軽井沢は、中山道沿いの賑わいもさることながら、明治以降の発展がやはり目を引く。横浜開港に伴う文明開花、商人や外交官などの見識者の流入、そして避暑地として栄えるとともに、華やかな近代欧米文化の象徴としての位置付けを得る。
妻に話してはいないが、そんな所に行くのだから、オシャレでなくてはいけないと感じてしまう。
娘を伴わない長めの日程、初めての地、訪れ場所の華やかさ。ハンサム(死語/イケメン)でもなければ足長でもない僕でも、そんな場所に少しでも馴染めればと思ってしまう。だからこそ、もう少しオシャレに、もう少し「シュッ」となりたいと思う。もう少しダイエットをして。
兎にも角にも、たたずまいが素敵な妻に見合うようになりたいと思う。
これって、結構大事なこと。
僕のモチベーション。