福下恵美さんが結婚するそうで。



ビックリです!



というのも



福下さん、一昨年舞台で共演した女優さんでして



とびきりかわいいくて性格もいい



すばらしい子でしたが



しかも



相手が



原口あきまささん



芸人さんみたいな人が好きやったんやぁ



そうかぁ



路線的には大きくズレてないはずやから…



交際一年半ぐらいらしいし…



もしかしたら…



…なんてこともあったかも??



いや、ないわ!



ないない!



だって稽古で約二ヶ月ぐらいほぼ毎日顔合わせてたのに



俺、一言もしゃべってないや~ん



とびきりかわいい子を目の前にすると



何をしゃべっていいのか分からず無口になる僕。



そんな僕には



「まずは友達から」 ならぬ



「まずはあいさつから」 で。



何はともあれ、おめでとう



福下恵美さん。







たぐちプラスの人生はプラスマイナスゼロだ!でも、若干プラスは多めでお願いします。-??.jpg



最近、日に日に寒くなり


今日も朝、バイクを乗っているとやけに寒いなぁー


と思ってたら、寒さ通り越して熱が出た!


食べる事が大好きな俺が食欲がない!


食べるのがこんなに苦痛に感じるとは。


いよいよおかしい俺の体。


俺の体いったいどうなっちゃったの?


あ~寒いよーん


誰があっためて!!


一九九九 春



僕たちは同期たちと場所を借りてインディーズライブを始めた。


少しでもお客さんの前に立つために

そして

いつ訪れるか分からない出番に備えて。



出る場所がなくなり半年が経った。



オーディションを受けていた先輩芸人や同期たちが次々に辞めていった。

でも、僕たちは諦めず自分たちのライブをコツコツと続けた。



そんな時、

新しい若手の劇場が出来るという噂が芸人の間で流れた。



周りの若手芸人たちは期待で胸を躍らせていた。


僕らも喜んだ。

その反面、



「どうせ受からないんやろ?」



心のどっかでそう思っていた自分もいた。


そして、その年の九月

千日前に新しい劇場が誕生した。



劇場に出るための新しい公開オーディションが始まった。

でも僕らは


「また同じ事だ。どうせ受からないだろう」と思って


初めの月、やっぱりそれを受けなかった。

だけど、一緒にインディーズライブを行っていた仲間たちが受かりだしだ。

僕らはそれを見て

まぁ出るところのないし来月受けてみようかなと、でも


「同じ事の繰り返しをしていても意味がないから目標を立てよう」


と僕は相方に提案した。


「そやな」


「よし、半年で劇場のレギュラーまで上がろう。そして一年後、東京に出よう」


「うん」


これはかなりの決意だった。

東京に出る。

これは大阪で活動している芸人の誰もが持つ目標だった。

東京。

それは大阪にいるものにとって

とても大きく遠い場所だった。

いつかは必ず行きたい。そう思っていた。

大阪は所詮、大阪。

一地方だ。

大阪発信の全国ネット番組などない。

全国区になる為には東京に行かなければ

そう思ってみんな目指した。

だけど、大阪で一度売れて、そして東京に進出する。

そんな時代だった。

だからみんなそう思っても、なかなか口に出せないでいた。

僕はそれをあえて口に出した。

その高い目標を出すことで自分達を奮い立たそうと思った。


翌月、僕らはオーディションを受けた。

落ちた。


「やっぱりダメ」、そう思って肩を落としかけた時、


このオーディションを担当している構成作家の人に話しかけられた。


「自分らおもろかったよ。ただなぁ、客の笑い声がなかったから合格させられなかった。いい線してるから来月もう一回観せて。頑張って」


意外な言葉に驚いた。

失いかけていた自信に火がついた。


『いける』


僕らは一ヶ月かけて必死に新ネタを作った。

そして、一ヵ月後。

客席から笑いが起こった。

僕が、

相方が、

言葉を発する度に笑いが起こった。

若い中高生には受けないと諦めかけていたこの劇場で

笑いが起こっている。

僕らは無我夢中でコントを演じた。

そして一分半やりきった。

合格の音楽がなった。

僕らは二人で思いっきりガッツポーズをした。

二年半待ち続けた瞬間だった。


新しい劇場のオーディションのシステムはこんな感じだった。

毎週日曜日の昼間に公開オーディションがある。

審査員はイベント担当の構成作家。

ネタ時間は一分半。

毎週約五十組参加し、平均して五組くらい合格する。

そして、それを三週行い、四週目に各週で合格した合計約十五組から二十組で決勝戦を行う。

ネタ時間は三分。三分半で強制終了。

お客さんの投票により順位を決め、上位三組が劇場の準レギュラー組十組と合わせて十三組でネタバトルをする。

ネタ時間は五分。五分半で強制終了。

お客さんの投票で上位十組が翌月の劇場レギュラーとして毎週の新ネタライブに出演出来る。

そんな流れだ。


僕らには自信があった。

お客さんの審査なら勝てる。

それは、毎月行ってきた梅田でのイベントの実績があったから。


そして決勝戦。

ネタの順番はイベント当日、イベント内でくじ引きで決まる。

僕らは二番目だった。

これは、全部のネタが終了して投票するこのイベントにとっては不利だった。

二十組もネタを観た後に覚えているかが難しいからだ。

でも、僕らは自分らのネタを信じて演じきった。

そして結果発表。

MCに一位から順番に呼び込まれる。

僕らは舞台袖で祈った。

そして…


二位、僕らの名前が呼ばれた。


僕らは一気に駆け出た。

客席から歓声が聞こえた。

梅田のイベントの時から応援してくれていたお客さんたちだった。

うれしかった。


でもこれで終わったわけではない。

ここからが勝負だった。

明日、勝てば劇場のレギュラーに上がれる。

プロとしてスタートラインに立てる。

だけど絶対の自信があった。

負ける気がしなかった。


結果、

僕らは八位で見事劇場のレギュラーに昇格した。

同期がなしえなかった劇場レギュラーの壁をわずか二ヶ月で突破した。

僕らは絶対なる自信に満ち溢れていた。

これからどんどん仕事を増やしていける。

明るい未来が見え始めた


その時、このレギュラーライブを担当する演出家の人が言った。



「一位以外みんな一緒や!」



そして、僕らに向かって一言


「お前らなんか客にケツの穴見せてるようなもんや!俺は認めない!」



「ひぇー」


上がっていた自信が一気に落ちた。


僕らはいきなりプロの洗礼を浴びた。





一九九九年も終わりに近づく歳の瀬の冬の事だった。


























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免許の更新のハガキが来ていて


期限がギリギリということで


(誕生日の一ヶ月後まで)


運転免許試験場まで免許の更新に行って来ました。


しかし、本日一年で最も混む日だそうで


いつもは千人ぐらいなのが


今日は四千人以上訪れた。


発行が終わるまで四時間もかかった。


この時期に誕生日の人こんなに居るのね。


ビックリ!


さすがに疲れてこの表情。


その脇で


「献血会場は空いてまーす!」


と呼び込み。


いやいや、更新手続きでみんな長蛇の列で並んでるんやから行けねーよ!

どうすればツッコミを入れずに笑いを取れるのか?

試行錯誤を繰り返した結果


僕らはそれを成立させる一つの設定を思いついた。





『小学生にありそうな風景』




それは二人のくだらない無駄話から生まれた。




「小学生って基本アホやん。二人のアホな小学生がおんねん。二人はジャイアンとスネ夫みたいな間柄で、二人はいつもイタズラばっかりしてんねん。ある日、プールの授業が終わって教室に戻るとパンツが落ちてるのを発見すんねん。ジャイアンみたいな奴がこれを使ってイタズラしようって思いつく。それに乗っかるスネ夫。でも途中でジャイアンが自分のパンツがない事に気付くねん。でも言いだしっぺやし、スネ夫ノリノリやから言われへん」


「実はそのパンツによう見たらウンコついてるってのはどう?」


「それ、おもろいな!絶対言われへんやん。だってそいつ、いつもそういうの発見していじめてる立場やろ?」


「なんとかごまかそうとして、パンツを取り返そうとするジャイアンとそうとも知らずイタズラがしたくてノリノリなアホなスネ夫」





「小学生って学校でウンコするといじめられるやん」


「いつもそれ発見していじめてるジャイアンがウンコしたなるってどう?」


「ウンコしようとしてる所をスネ夫に見つかんねん」


「ごまかすジャイアンと疑うスネ夫」






「ジャイアンがぎょう虫検査にひっかかるってのは?」


「スネ夫アホやから俺が捕まえたる言うて、虫かごと網持ってジャイアンのケツに向かってずっと構えてるっていう」


「ジャイアンに、捕まえるからはよケツ出してって」





「二人で屁のこきあいしてたら、ジャイアンが勢いあまってウンコもらしてまう」


「ごまかすジャイアン」


「なんとかパンツをトイレに流して証拠隠滅に成功したと思ったら、次の時間身体測定って言われてパンツ穿いてないからメッチャあせるっていう」


「最後、流したパンツが詰まってバレるってのはどう?」


「明らかにバレてるのにジャイアンまだごまかそうとすんねん」





いろんな設定が湯水のように湧き出てきた。

二人で作っていて楽しくてしょうがなかった。

作りながら笑いが耐えなかった。

どんどん広がっていった。

それは、梅田のイベントに来てくれたお客さんにも共感を得て

どれもこれもが爆笑を生んだ。

しかし

どれも五分くらいあるネタだった。

短くても三分。

心斎橋の劇場の持ち時間は一分半。

その時間差一分半の壁。

あの頃の僕らには対応しきれなかった。




『僕らは心斎橋の劇場には向いてないのかもしれない』




梅田のイベントでグランドチャンピオンになると梅田にある会社の劇所に立てる。

そんなうわさがあった。

僕らはそれを目指そう!




世の中そんなに甘くない。

その直後、悲劇が襲った。

グランドチャンピオンに王手がかかったその月、突然イベントが終わってしまったのだ。

理由は若手の育成イベントは心斎橋に統一する。

会社の意向だった。

いわゆる大人の事情ってわけだ。

僕らの出る場所がなくなった。

その二ヵ月後、

ビルの老朽化を理由に心斎橋の劇場も閉館した。

若手の登竜門として

数々のスターを生んだ劇場。

今や誰もが天才だと憧れる先輩芸人の原点としても有名なこの劇場。

その劇場が静かに閉館した。




時を同じくして東京にあるこの会社の劇場も全て閉館。




今では考えられないが、ネタ番組は視聴率が取れないといって次々と打ち切られた。




お笑い冬の時代が到来した。



僕たちは出る場所を完全に失った。






コンビを結成して二年近く経った冬の事だった。