丸投げ(コストも) | のんびり

のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

曇り空、陽射しが完全に遮られている

関東以南は雨降りのようだ

 

 

115億円である。誰かに儲けさせてもらおうとして支払ったお金

 

”警察庁によりますと、今年4月の1カ月間のSNS型投資詐欺の被害件数は808件、被害額はおよそ115億円で、1カ月単位の被害としては件数、額ともに過去最多となりました。 今年に入ってからの被害件数は2508件、被害額は334億に上っているということです。 ”

 

過去最高ですね

「生きていくための武装に欠けている」という言葉を何かの書物で読んだ、なんだったかは記憶にないが言葉は覚えている

まさにそんな言葉がぴったりな気がする

 

なんで『自己責任』を徹底できないのだろう?

投資こそ自己責任だよね?

 

 

そんな「あなたを儲けさせてあげましょう」詐欺への対応が決まったようだ

 

”政府は被害拡大の背景にライン、フェイスブック、インスタグラムなど国内のSNSにおいて、「広告審査が充分にされてない」として事業者側に違法な広告の事前審査の徹底や削除を求めることなどを柱とした総合対策を決定しました。

 政府は今後、「広告の放置は犯罪の幇助(ほうじょ)になる」として事業者側も刑事責任が問われる可能性があるとする「ガイドラインの策定」を進める方針です。 ”

 

どうやらこれまでの流れ通りにSNSプラットホーム会社に丸投げを政策決定ということで

刑事責任ですか…

 

何かが間違えているように思う

NISAをあれだけ推進しているから「投資は自己責任」とは今更云えないのかな?

過去のチャートから「必ず上げ続けて儲かる」という前提で話を進めているから、儲からない可能性を示唆することは御法度になる

庶民には希望に溢れて、気分良くお金を投資してもらわないといけないし

 

 

でもどうして「あなたを儲けさせてあげましょう」という言葉に素直に騙されてしまうのだろうはてなマーク

 

結局分からないことはやるな、ということだと思うんだ

今は「分からないかも知れないけれども投資しましょうビックリマーク」と政府が進めているわけだ

 

それをこれまた素直に「投資しなくてはいけない」と受け入れて「誰か親切な人儲けさせてください」と自ら望んで「あなたを儲けさせてあげましょう」という言葉にのっている

 

一体何が問題なんだ…

SNSプラットホーム会社が罰せられる問題なのだろうか

 

政府(政治家)というのは自分たちの都合が良いように流れを作って、罰則も作る

今も昔も変わらない

 

 

 

先日観た「タイガー&ドラゴン」でこんな台詞があったんだ

 

「うちの師匠がさ俺に言うんだよ、お前はお前の古典落語をやればいいんだよ。
最初は意味わかんないっていうかさ、それこそ反発して覚えた通りに古典落語やってたらぜんぜんウケなくて…
ようするに柄にないことをするなっていう意味だったんだろうな
今、それが凄いよく分かる
スタイルなんてどうだっていんじゃないの?
古典だってよ、初めてやった奴はそれが古典になるなんて思ってなかっただろうし
それに『東京湾に沈めるぞ!』って初めて言ったヤクザだってその後みんなが「東京湾」「東京湾」て言うとは思わなかっただろうし…」

 

お前はお前であって他の誰かではない

柄にないことをするな、と

 

生きていく上で投資はしてもしなくても良い、どちらでもいいんだ

投資をしないならしないでそういう生き方がある

誰かが「投資をするべきだ!」と言っていたって自分に合わないのならやる必要はない

 

さらに投資をやるにしても

誰かがやって儲かっている投資スタイル(短時間軸トレードのスキャやDaytrade、あるいは日足、月足、大波の年足)を真似る必要もない

入り口は何かを学ぶ必要はある、投資(相場)とはどういったものか、何があっても自己責任

しかし、最低限の土台を把握した次は自分らしくやるしかない

儲かるという理由だけで柄にない投資をすることはない

 

投資にも自分の流儀が必要だ

同じようにトレードしていても、どこかで自分らしさが出る

そういうものだと思う

 

 

人生が風見鶏になっているのもなんとなく嫌だよね

言い換えれば「世渡り上手」なんて一見良いようにも捉えられなくもないけれど

 

 

とにかく「生きていくために必要な最低限の武装」は必要だ

そして柄にないことはしない

これだけでグッとおかしなリスクは減るような気がする

少なくとも自分からリスク(詐欺)に飛び込むようなことはしないと思う

 

 

こんな記事もあるのね

これで実質身分証明書うはマイナンバーカードのみになるということにしたいのね

”政府は携帯電話や電話転送サービスを「対面」で契約する際、事業者に対し、マイナンバーカードなどに搭載されているICチップの読み取りを本人確認方法として義務付けることを決定しました。

運転免許証などの本人確認書類の券面偽造による携帯電話の不正契約が相次いでいることなどを受けた措置で、政府は今後、ICチップの読み取りアプリの開発を検討するとしています。

インターネットなどを通じた「非対面」での契約の際には、▼顔写真のない健康保険証などの本人確認書類や、▼運転免許証の画像を送信する方法は廃止し、原則としてマイナンバーカードに一本化するということです。”

 

2つの側面がある

マイナバーカードに携わる企業に再び税金が流れる。「ICチップの読み取りアプリの開発」という名目だ

 

さらに「ICチップ読み取り義務化」で読み込むための設備が必要になり、整備投資を強制化することで経済効果という名目の金銭負担を強制するということになる

されに促進のために税金を消費する助成金ということもするだろう

その後も「オンライン本人確認をマイナンバーカード一本化(おそらく対面でもそうするだろう)」でそのための設備投資で同様の段取りが行われるだろう

 

税金の消費は止まらない

民主主義にはお金が必要だ、税金の消費も必要だ

多分足りていない