20年後…1 | のんびり

のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

ダムの放流

左右から流して

 

下で合流して放出

 

さて、中国でも人口減少が始まっている

 

”中国の総人口が2年連続で減少したことが明らかになった。

中国の国家統計局は17日午前、中国の2023年末の総人口が2022年末より208万人減って14億967万人だったと発表した。

(中略)

また2023年の出生数は2022年より54万人減って902万人となり、7年連続の減少が明らかになった。”

 

どんなもんだろう?と人口ピラミッドを次のサイトで確認

 

中国
ピークは2つある
ピーク1:50ー54歳
ピーク2:30ー34歳
 

次にOECDによる統計で高齢者の貧困率が高い韓国さん

韓国

ピークは一つ

ピーク1:50ー54歳

 

”2020年の韓国の66歳以上の高齢者人口に占める、可処分所得が総人口の中位所得の50%以下の人の割合(貧困率)は40.4%で、関連資料を提出したOECD加盟37カ国中、最も高かった。

(中略)

韓国の高齢者が貧しいのは、やはり年金制度が貧弱だからだ。OECDは、韓国の高齢者に占める年金受給者の少なさ、受給額の不足を原因にあげた。”

 

年金が少なく66歳以上の可処分所得が相対的に少ない、ということだと思う

そういったなかで今の現役労働世代である「ピーク1:50ー54歳」をピークに人口は減少の一途を辿ることは明白

 

貧困率をOECDサイトで確認するとこんな感じ

G20に韓国とノルウェーを加えたもの(ノルウェーは良い数値として)

韓国の66歳以上の貧困割合は0.393rate

同日本 0.200、アメリカ 0.232、ノルウェー0.079。である

 

確かに66歳以上の所得の低さは間違いないのだろう、特に年金だけとなると

しかし、年金の少なさでは日本も負けていないハズである。66歳以上という枠も問題だ、今や日本は法律で「70歳までは働く」ことになっている、もっと言えば生涯労働が皆の合言葉であるから、それらをひっくるめると単純に韓国と比較できない。土台が違うんだな

 

 

さて、日本の人口ピラミッドはというと

ピークは2つ

ピーク1:70ー74歳

ピーク2:45ー49歳

 

言わずもがなであるが「ピーク1:70ー74歳」は基本的には労働卒業世代である、現実はどうか知らんが

その「ピーク:1」の年金を支えるシステムの最重要層が「ピーク2:45ー49歳」である。それはピーク1とピーク2で成り立っている

それではピーク2が労働卒業世代となる20年後はどうなるのだろう…

現在の韓国に類似する可能性が大きいような気がするのである

中国はピーク2が控えているからまだ対策次第ではなんとかなるか、あるいは日本の二の舞になるかの帰路かもしれないな

 

 

それが分かっているから政治家先生が必死に「投資で老後資金を!」と促しているのだな

そして「ピーク1」世代は贅沢な貯蓄があることが知られている、それにより少ない年金額でも生活が成り立っているというのが現実なのだろう。さらに言えば贅沢な貯蓄がなく、働けなくなった人たちが「老害」と呼ばれて蔑まれるようなことが実際に起こっている

 

次に続く