田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のサツマイモの収穫 ②を紹介する。」
「サツマイモは中央アメリカから南アメリカが原産でヒルガオ科サツマイモ属の植物である。」
「5月中旬に苗を植え付けたサツマイモは、何度も強風の被害を受けて危機的な状態に陥ったが、それでも枯れずにたくましく育っていった。」
田吾作「ふくむらさきは2021年に品種登録されたサツマイモである。」
「加熱したときの糖度は約50~60度、表皮は紫色、果肉は紫色、食感はシットリしている。」
「黄肉系の九系255と紫肉系のパープルスイートロードを交配して、その中から優れたものを選抜して生まれた品種だ。」
「従来の紫サツマイモより甘味が強く、糖度は紅はるかと同等で、アントシアニンがパープルスイートロードの約1.4倍も含まれている。」
「病害虫抵抗性はサツマイモネコブセンチュウに中、烈開は微、条溝は無、外観品質はやや上、貯蔵性は中である。」
田吾作「栗黄金は2010年に商標登録されたサツマイモである。」
「加熱したときの糖度は約50~60度、表皮は白色、果肉は黄色、食感はネットリしている。」
「紅あずまが白色に突然変異したものを、その中から優れたものを選抜して生まれた品種だ。」
「他の品種より収穫量が少ないためあまり栽培されておらず、幻のサツマイモとも呼ばれていて、マロンゴールドという商標登録名がある。」
「病害虫抵抗性は特にないので、種芋や苗を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」