皆さんこんばんは。
さて、INAにはもう一つ、物語がありました。
チップの事前審査の時。
「審査員の3名で、ステージでコンペティションの総評をしましょう」ということになって。
木村先生、小笠原先生、南波先生と田賀とで、「じゃあもっと躍動感をとか、ジェルとハンドペイントの特長を出そうとか・・・・」というお話をし。
で。
細かい途中のお話は忘れましたが。
審査員も作品を作って持っていきましょう、ということになり。
小笠原先生はロングネイルでエアブラシで洋のDANCEアート。
南波先生はショートネイルでジェルでテーマを反映したサロンワークアート。
田賀はセミロングネイルでハンドペイントで和の舞アート。
・・・・・きれいな和の作品が沢山あっただけに・・・・・。
田賀、久々のプレッシャーでしたネ・・・・・フフ・・・・(-"-;A
でもね、参加者の方が一生懸命に、とても素敵な作品を作っているので。
審査員も皆様へのオマージュとして、頑張ろうと思ったのです。
で。
こんなのを作って持って行きました。
6時間くらいかかりました。
「能」です。
和で「舞」といったら、これしか思い浮かばなかった・・・・・。
これがハンドペイント前の下地です。
ハンドペイントと言いつつ、下地はちゃっかりカルジェルを使った卑怯者・・・・・。いやほら、下地ですから。
下地はカルジェルのクリアに、MOGA・BROOKが販売しているジェル用カラーパウダー「Mixing Powder」を混ぜて金色のジェルを作り、2度塗りしてあります。
右端の親指と、左は時から2番目の薬指は、「能面」の部分だけ金色のジェルを拭き取って、ホワイトを塗り、定着してあります。
暗闇の中から現れ出る主役・・・・ということで、右には黒、物語のクライマックス・・・ということで左側には赤のジェルをそれぞれ部分的にぼかして塗りました。
うっすら緑にぼかしてあるのも、「Mixing Powder」とブルーパールのカラージェル、クリアジェルのミックスです。カルジェルはぼかしやすいので、こういう背景に適していますね~。
緑のラインは、主役が動くときの風・・・みたいなもののイメージです。
薬指の白いぶぶんには後で「般若」を描くつもり。
なので、黄色のジェルを使って、白からグラデーションをつけてあります。
続きはまた明日・・・♪