皆様こんにちは。
この間の土曜日で、震災から3カ月が経ちました。
お陰さまでチャリティーカードはあと少しを残すところとなりました。
義援金として寄付できるまで、もうちょっと。
発送をお待ちいただいている皆様、今しばらくお待ちくださいませ。
それにしても、なんだかじめじめした日々が続きますね。
田賀も低気圧のせいにして、なんだかダラダラ・・・・・しまりのない生活を送っております。
日曜日は企画展一つと、豊島園のあじさいを見に行きました・・・・あじさいが咲き終わる頃には、七夕がやってくるでしょう。
7月のチャリティーカードは、「七夕」です。
鈴姉妹が、お素麺とかき氷を食べながら、夕涼みをしている絵です。
七夕は、もともと中国に伝えわる星の伝説に由来しているそうです。
牽牛と職女、つまり彦星と織姫ですが、この職女というのは、機織りや針仕事などをつかさどる星だそうです。中国では七夕の日に、この職女の星にお供え物をして、裁縫や芸事の上達を願ったとか。
これが日本に伝わって、五色の短冊に願いを書く、という風習が生まれたそうです。
日本では、ちょうどこの時期にお盆の前の禊の行事がありました。乙女が水辺の機織り小屋で一夜を過ごすというものだったらしいのですが、水の上に棚作りをして機を織ることから、「棚機」(たなばた)と呼ばれたそうです。
それがいつの間にか、中国から入ってきた伝説と一緒になって、現在の「七夕」となりました。
夏の収穫の時期にも当たるので、その実りを感謝して祝う信仰もあったようです。
素麺も麦から作られるものとして、この日に食べる風習があるそうですが、機織りに使う糸のようにも見えておもしろいものです。
子供のころ、七夕飾りを作るのはおもしろかったですね。
これは輪繋ぎ。今回はモデルにするために妹が作ってくれました。
天の川の三角バージョン。妹が作ってくれました。
神の感じを出すのがなかなか難しかったです・・・・。
上の洋ナシ型の飾りは、季節になると文具屋さんでも売っていた、「パカッ」と360度に開くと様々な形になるもの。
短冊にもいっぱい願い事を書きました。
「五色の短冊~~」・・・と歌にもありますが、「青、赤、黄、白、黒」の五色にもちゃんと意味があります。
これは中国の陰陽五行説に基づくもので、「木・火・土・金・水」と、人間が守るべき5つの徳、「仁・礼・信・義・智」を表しているそうです。
子供のころは何も知らず好き勝手書いていましたが、それぞれの色に合った願い事を書くのが正しい「短冊」。
青は「仁」、徳を積む・・・人間力を高めようという願い。
赤は「礼」、両親や祖先への感謝を表したい。
黄は「信」、友人との信頼を大切にしたい。
黒(日本では紫におきかえられることも)は「智」、学業の向上への願い。
白は「義」、義務や規則を守りたい。
ちなみに鈴の願いは見当はずれです。
今は小さな七夕オブジェで済ませている私ですが、いつかまた笹飾りを作ってみたいですね。
日本で唯一の星祭りですから。