TAG・Staffブログをご覧の皆様、こんばんは。
ひどい台風でした。
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
被災した建物は火災保険で直すことが出来ますが、
どんな点に注意すれば請求がスムーズに進むのか、
ポイントをお伝えします。
台風による風水害は通常、火災保険で補償されますが、
水害はオプション扱いになっていることが多く、
保険料を安くする目的で水災補償がない契約をされている方も
多いので、まずはご自身の契約内容を確認してみてください。
請求の手続きは、保険会社に連絡を入れることで始まりますが、
被害状況の確認と査定をするために、被害を受けた建物や家財の
全体がわかる写真と、損害を受けた部分の写真があると良いです。
また、補償額を決めるために見積書も必要になります。
これは自宅を建築したハウスメーカーや工務店に連絡をするか、
近所で大工や屋根屋を営んでいる知人が居れば声を掛け、
復旧に必要な工事の見積書を発行してもらってください。
台風15号の影響もあり、なかなか直しに来てもらえないかも
しれませんが、先ずは各所に連絡をとり、ご自身が被災したことを
知らせることが重要です。
また、違う観点での注意として、
住宅修繕をめぐる訪問勧誘が増えておりますので注意してください。
「火災保険で支払われるため、自己負担はゼロ」などと言って
強引に修繕を持ちかけ、実際には自己負担が発生したり、
本来は不要な手数料を請求されたり、
有事を利用する悪質業者にも注意する必要があります。
1日も早い復興をお祈りいたします。